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2016年2月14日 (日)

今回も安心して聞けるTedeschi Trucks Bandの新作。来日に期待が高まる。

"Let Me Get by" Tedeschi Trucks Band(Fantasy)

Letmegetbyalbum_2春先に来日が決まっているTedeschi Trucks Bandの新作がリリースされた。私がDerek Trucksについて初めてこのブログに書いたのは,ブログ開設から9日目のことであるから,Derek Trucksに対する注目度は当時から高かったことがわかって頂けるかもしれない(記事はこちら)。そのDerek Trucksが奥方のSusan TedeschiとTedeschi Trucks Bandとして活動を始めてこれが4作目ということになるはずだが,いつも通り安心して聞ける作品と言える。

冒頭からDerek Trucksのスライドが炸裂して,彼のファンはそれだけで嬉しくなってしまうが,スライドに乗ると,なんだかSusan Tedeschiの声がBonnie Raittのように聞こえてきてしまったから不思議なものだ(笑)。いずれにしても,彼らの演奏を聞いていると,絶対外すことはないと思わせるものであり,アメリカン・ロックのファンなら気に入る演奏だと思う。

Derek TrucksはAllman Brothers Bandにおける演奏に終止符を打ち,これからはこのバンドがメインで活動するということもあり,今回は彼のプロデュースによるアルバムとなっていて,それなりに力を入れて制作したものだろうということは想像に難くない。それはちゃんとアルバムの成果として表れているのだが,これもいつも彼らのバンドにありがちなのだが,もう少しロック・フレイヴァーを強くしてくれるとなおよいのになぁと思ってしまうのである。リスナーなんて贅沢なものだが,それでもそう思えるのは事実である。例えば,Derek Trucksも参加したFrogwingsのアルバムの冒頭に収められた"Kick n Bach"に聞かれるようなバトル感覚みたいなものがあると,私は更に燃えると思うのだ。

Let_me_get_by_deluxe私が今回購入したのは2枚組のデラックス・エディションであるが,その後半に収められたライブ音源なんて凄くいいと思ってしまうのだ。この人たちはおそらくはライブのグルーブを体感すると更に魅力が増すバンドだと思う。だからこそ,スタジオ盤だけでは捉えきれない部分が出てきても仕方がないのである。もちろん,Derek Trucksのスライドはいつも通りに聞きものだが。彼らの名誉のために言うと,これもいいアルバムであることには間違いないのだが,やはりライブを見るべき人たちだと思ってしまった。それでも星★★★★には十分値するアルバムだが。

尚,このデラックス・エディション,ボックス,ジャケ,ライナーもちゃんと個別に作ってあるし,ボーナス・トラックをちゃんと聞かせるものにしようという意思がMatt Mattisonのライナーからも感じ取れる。そうした彼らの姿勢を含めて評価すれば,デラックス・エディションは星★★★★☆としてしまおう。

いずれにしても彼らの武道館ライブを心待ちにする私である。Derek Trucks Bandはリキッド・ルームとかでやっていたはずだが,そこから渋谷公会堂,そして武道館へ出世の階段を上っているねぇ。長年応援してきたかいもあるってもんだ(笑)

Personnel: Susan Tedeschi(vo, g), Derek Trucks(g, ds, perc, harmonium), Doyle Bramhall II(g, b, ds, perc, vo), Kofi Burbridge(p, key, org, fl, harmonium), J.J. Johnson(ds, perc), Tyler Greenwell(ds, perc), Tim Lefebvre(b), Mike Mattison(vo), Mark Rivers(vo), Alecia Chakour(vo), Kebbi Williams(sax), Maurice Brown(tp), Saunders Sermons(tb, b-tb), Jonathan Dinklage(vln, vla), Anja Wood(cello)

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