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2016年2月 9日 (火)

やっぱりこういうJeremy Peltがいいよねと思わせる彼の新作。

"#JIVECULTURE" Jeremy Pelt (High Note)

Jeremy_pelt_2前作ではワンホーンに2ドラムスという変わった編成ながら,ストレート・アヘッドな演奏を聞かせるとともに,私にSimona Premazziという女流ピアニストの存在に気づかせてくれたJeremyPeltの新作である。今回はドラムスはBilly Drummondだけとなったが,またもワンホーンである。そしてライナーによれば,今回の肝はRon Carterとの共演ということであるが,正直Ron Carter嫌いの私は,新作情報をゲットして,えぇ~,Ron Carter?と思っていたのだが,まぁJeremy Peltの方が聞きたいという欲が勝って,今回も購入である。

Jeremy Peltは以前,JD AllenやDanny Grissettを擁するナイスなクインテットを率いていたが,その後,エレクトリックに傾いたりしてどうもフォーカスがぶれた活動期もあった。エレクトリックが悪いと言っているのではなく,アルバムとしての半端な感じがどうにも納得いかなかったのである。しかし,私にとってはこの人はMilesのそっくりさんと言われようが何しようが,ストレートなジャズの方が似合っていると思えるのである。今回はDanny Grissettも復帰して,冒頭からおぉっ,新主流派的響き!と思わせて,かなり嬉しくなる出来である。懸念されたRon Carterの音も,いつものようなひどい増幅感なしで録られていて安心した。

今回もPeltのワンホーンなので,彼の聞かせどころは多いが,それに加えてDanny GrissettがまるでHerbie Hancockのように聞こえてしまう瞬間があるのは,Jeremy PeltにMiles的な要素が多いからと言えるかもしれないが,決して全編Milesのクローンってわけではないので念のため。でもミュートを使うとやっぱりそれっぽいが(笑)。いずれにしても,Billy Drummondの煽りも結構効いていて,これはなかなか楽しめるストレート・アヘッド・ジャズ・アルバムである。リーダーのオリジナルにCarterのオリジナル,Cole Porter,Dave Grusinを交える選曲もいいと思う。Dave GrusinがBarbra Streisandのために書いた(?)"A Love Like Ours"なんていいバラッドになっているしねぇ。

ジャケを見ていると,何じゃこれはと思いたくもなるが,本人としてはにんまりしたくなる出来だったと考えるようにしよう。ってことで,私がラッパのワンホーン好きってこともあり,ちょっと甘いかもしれないが星★★★★☆としてしまおう。

Recorded on September 9, 2015

Personnel: Jeremy Pelt(tp), Danny Grissett(p, rhodes), Ron Carter(b), Billy Drummond(ds)

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