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2016年1月 3日 (日)

今年1枚目のディスクはPat Metheny全面参加のLogan Richardson

Shift"Shift" Logan Richardson(Blue Note)

本作は日本超先行発売となっていて,本国では2月にリリースされるらしいので,今年の新譜ってことにさせて頂く。このアルバムが話題になるのはリーダーには悪いが,Pat Metheny全面参加,そしてピアノはJason Moranというバックの構成にあることは間違いない事実であろう。Pat Methenyが全面的に他のミュージシャンのアルバムに参加するのはMichael Breckerの"Pilgrimage"以来らしいから,これはやはり珍しいと言わざるをえないことである。

Pat Metheny全面参加という要素もあって,このアルバムはそれなりのセールスは確保するだろうと思わせるが,中身はかなりハイブラウであり,甘さは排した音楽だと言ってもよいが,フリー・ジャズの世界までは行っていない(それっぽいところはあるが...)ので,そこはまず安心してよい。出てくる音は,まぁ予想通りって気がしないでもないが,冒頭から聞かれるPatのギターの音色は"Imaginary Day"の頃の感じのソリッドな音で,まぁそういう音がフィットする音楽と思って頂ければよいだろう。但し,後半にはいかにもPatらしいギターの音色も出てくるので,念のため。

では音楽的にはどうかというと,私にとっては微妙な出来である。一番の問題は,リーダーの書く曲に魅力を感じられないのが何よりも痛い。演奏としてのクォリティは保っていると思うので,アドリブを含め,アルバムとして大きな破綻はない。だが,このメンツならではの高揚感を得られるわけではなく,これは期待値が高過ぎたなぁと思ってしまうのである。

おそらくは話題沸騰となるはずのアルバムであるが,やはり曲のよさってのは重要だよねぇと改めて思わされたアルバムであった。同じアルトのバックでPat Methenyがギターを弾いたアルバムなら,Kenny Garrettの"Pursuance"の方がずっと良かったようにも思うが,あのアルバムも久しく聞いてないので,これを機に聞いてみることにしようっと(爆)。ってことで,星★★★☆ってところが精一杯。

Recorded on December 4 & 5, 2013

Personnel: Logan Richardson(as),Pat Metheny(g, g-synth), Jason Moran(p, rhodes), Harish Raghavan(b), Nasheet Waits(ds)

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コメント

国内盤を買われていたんですね。時期が早かったせいか、記事が見当たらなくてすいません。

基本的に哀愁路線のメロディは個人的には好きなんですが、バックのサウンドとの一体性というか、そのあたりはちょっと気になりますね。パット・メセニーの参加がなければ、買わなかった可能性も強いです。

TBさせていただきます。

910さん,おはようございます。TBありがとうございます。

まぁ,私も貴ブログの記事にコメントやTBが完全にできているわけではないですから,お互いさまってことで...(笑)。

このアルバムは注目に値するものであったのは確かですが,私としては,もろ手を挙げて評価はしづらいものだったと思っています。しかし,Mike Morenoを迎えてやった来日ライブの様子はどんな感じだったのかは気になるところですね。

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いわゆるジャズの前線で評価されているようなジャズを聴くのは久しぶりになります。そ [続きを読む]

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Musician●Logan Richardson(alto sax)Title●Shift(2016年)■Amazonより購入アメリカ生まれで現在はパリに居を構えるサックス奏者、Logan Richardsonのリーダー作です。2016年リリース。2013年12月4日、5日、N... [続きを読む]

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