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2015年11月16日 (月)

久しぶりに映画館に行った:観たのは「エベレスト 3D」だが,重い映画である。

Everest「エベレスト 3D("Everest")」('15,米/英/アイスランド,Universal)

監督:Baltasar Kormákur

出演:Jason Clarke, Josh Brolin, John Hawkes, Robin Wright, Emily Watson, Keila Knightley, Sam Worthington, Jake Gyllenhaal

しばらく映画館に行っていなくて,最後に行ったのは8月ということで,なんと3か月ぶりの劇場通いとなった。しかし,久々感がないのは,9月のNYC出張で9本映画を見て,それに関する記事をアップしていたせいだろうなぁと思いつつ,今の状態では年間24本劇場に行きたいという年初の目標達成は極めて難しくなってしまった。

それはさておきである。この映画は1996年のエベレストにおける大量遭難事故に基づいて描かれた映画であり,登場人物の名前やその生死については事実ベースになっている。よって,ドキュメンタリー的な部分も存在するが,そのほとんどがエベレストのシーンで占められているのがこの映画の特徴である。その自然の脅威を描くために3Dにしているものと思われるが,実を言うと,一般的な3D映画のようなギミックを施していないため,どこが3Dなのかと思っていた私である。しかし,おそらくは奥行き感を出していたのではないかと想像しているのだが,正直なところ,あまり3Dっぽくないなぁと思っていた私であった。それでもエベレストを映した映像は「荘厳」と言ってもよいものであったことは強調しておかねばなるまい。

だが,映画のストーリーは,悲惨な事故の模様を描くだけに,なかなか救いどころのないままあ終局を迎える。そういう意味ではエンタテインメント優先ではなく,事実ベースで,なぜこの悲劇が起こったかを真面目に描いた映画と言ってよい。映像に映し出されるエベレストの「荘厳」さの裏で起こる悲劇には,この事故に関わった人間のエゴも存在していたことを如実に示していて,馬鹿げているとは思いつつ,そうまでしてでも登頂を目指す人々の気持ちもわからないわけではないという複雑な思いを生じさせるものであった。だが,この映画を見ていて,この事故は自然災害でもあるが,「人災」という側面もあったのだということを痛切に感じさせられた。結局参加者が登山を行うために支払った大金や、そのために費やされたた時間によって,山頂に対する執着が強くなり,それが事故の原因だったということなのだから。

劇場を出る時に,決して爽快感を得られるわけではないが,これはドラマとしてはある程度評価したい映画ではあったと思う。但し,登場人物も相応に多いし,みんなひげ面だったり,酸素マスクをしていたりで顔も隠れているシーンも多いので,誰が何を演じているかは,2回ぐらい見ないと整理がつかない部分もあるかもしれない。その中ではSam Worthingtonがもうけ役ってところかな。星★★★☆。

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