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2015年10月26日 (月)

ようやく聞いたChris ThileとBrad Mehldauデュオのブート音源。

Mehldau_thile

ネットを徘徊していると,世の中にはいろいろな音源が結構簡単に手に入ってしまうものだが,このPunch Brothersのフラット・マンドリン奏者(!)であるChris ThileとBrad Mehldauのデュオ・ツアーの音源は,既にブート屋でも手に入らないわけではなかったのだが,異種格闘技戦でもかなり特殊な組み合わせなので,買うのはちょっと躊躇していた私である。それでもYouTube等には演奏の模様の映像はアップされていたし,雰囲気は掴めていた。

そして,今日紹介する音源も既にブート音源が出回っていた2014年4月8日,ミネアポリスでの音源がネット上で出回っていたので,すかさずダウンロードしてしまった私である。あまり褒められたことではないと承知しつつも,日本で彼らの生が聞けない(可能性はまずゼロだろう)以上,こういう手段を取らざるをえないのである。オーディエンス録音なので,完璧にニュアンスまではつかめないとしても,まぁ聞けるだけでよしとしなければなるまい。

Brad Mehldauは現代の音楽シーンにも十分な目配りをしていることはいつも書いていることだが,Joe HenryやJohn Mayerともライブで共演してしまうのだから半端ではない。だから,私はMehlianaのような音楽をやっても別に驚かなかったわけだが,本当に幅広い活動ぶりには驚かされる。Chris Thileはフォーク/カントリーを主戦場としながらも,クラシック的なアプローチもできる多才なマンドリン奏者であるから,これまた多才なMehldauともフィットする可能性は高いと予想されていたが,これがなかなか面白い。珍しくもMehldauのヴォーカルがコーラスをつける瞬間もあるしねぇ。

カントリー畑で言えば,Brad MehldauはWillie Nelsonの"Teatro"にも参加していたので,縁がない訳ではないが,あれはDaniel Lanoisのプロデュースもあって,普通のカントリー・アルバムではないが,それがChris Thileのようなプレイヤーと共演するとどうなるのかというところに興味は集中する。まぁ音源を聞いていると,カントリー的なフレイヴァーは希薄であり,Mehldauのピアノだけ聞いていると,いつものMehldauだなぁと思わせる。"I Cover the Waterfront"のように,Thileがヴォーカルだけに徹するような感じの曲では,Mehldauの伴奏者としての魅力も強烈に感じさせるものとなっている。その一方で,この編成で"Dexterity"のようなバップ・チューンをやらなくてもいいのではないかとも思えてしまうのだが...(苦笑)。

だが,こういう活動が肥やしとなって,Brad Mehldauの音楽性に更に磨きが掛かっているのであろうことを考えれば,それは私としては歓迎しなければならないと思う。ということで,雰囲気をつかんで頂くために,YouTubeに上がっている映像も貼り付けておこう。MehdaluがDylanの曲をやるとは思わなかったってことで,"Don't Think Twice It's All Right"である。こっちも映像の質は決して高いとは言えないが,まぁないよりましってことで...。

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コメント

はじめまして。以前より時々拝見しているものです。
今日は、昨晩中野で聞いたKen Simonをご存知かなとおもい書いてみます。選曲は「My shinning hour」や「Manteca」ほか、私の好みではなかったのですが、また、どうしてそこでソロが終わるのか分からない、といったことが多々あったのですが、音の鳴らし方・音の密度に圧倒させられ、ライヴの醍醐味を堪能できました。「FOR RAHSAAN」(?)ではtsとssを一緒にくわえて鳴らしていました。10/29にもライヴがJ(新宿)あるようです。

次の安手のつくりディスクも手ずから紹介・販売して回っていました(選曲云々といわず買えばよかったかな・・・)。
http://diskunion.net/latin/ct/detail/JZ090124-18
お邪魔しました。

q.n.さん,はじめまして。コメントありがとうございます。

不勉強にしてKen Simonという名前は聞いたことがありませんでしたが,Webサイトから見ると,日本には結構来ているように見えますね。まぁ,レコード会社と契約がないままでの自主制作盤ってところでしょうから,本人も大変だと思いますが,好きな道で生きていく以上ある程度は仕方ないでしょうねぇ。

ということで,彼の出す音は全く想像できませんが,フリーもできるけど,ちゃんと教育は受けているというタイプのように思えます。

でも彼がなぜそんなに日本に愛着があるのかはよくわかりませんが。

ともあれ,引き続きよろしくお願いします。

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