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2015年9月25日 (金)

LPでこんなものを聞いていた:Terry Rileyの"Songs for the Ten Voices of the Two Prophets"

Riley"Songs for the Ten Voices of the Two Prophets" Terry Riley(Kuckuk)

LP再生環境が整って,LPが聞けるようになったところで,聞いたのがこれである。確かこれは私が大学卒業前に欧州に旅行に行った時に,現地のレコード・ショップで買ってきたもののはずだが,なんでこれを買おうと思ったかははるか記憶の彼方である。だが,Terry Rileyの当時の新作ということがモチベーションとなって買ったはずである。そのほかに買ったのはGardinerの"Messiah"とかBrendel~LevineのベートーベンのP協全集などであったから,選盤としては無茶苦茶だが,いかにも私らしい(きっぱり)。

Riley_2それでもって,このアルバムをそれこそ10年以上ぶりに聞いたと思うが,これは非常に不思議な作品である。タイトル通り,2台のProphetシンセサイザーにより演奏されているのだが,そこにTerry Rileyによる呪文のようなヴォイスがかぶさってくるのである。感覚的にはインドの僧侶によるチャントって感じなので,普通の人が聞いたら,何じゃこれはと思うのが当たり前である。

これを面白いと思えるかどうかは人それぞれであるが,今の耳で聞いてもハードルが高いかなぁって気がする。シンセの音はさておき,Rileyのヴォイスが本当に呪文のようだからである。本作の演奏はライブで録音されているのだが,一体聴衆はどう反応したのかの方が私にとっては興味深かったりするのだ。Terry Rileyと言えばミニマル・ミュージックという考え方が基本だろうが,明らかにSteve Reichのミニマルとは異なる世界である。多分,私にとってはSteve Reichの音楽はバックグラウンドで流していても,仕事や読書の邪魔にはならないが,Rileyのこの作品ではそうはいかないって感じがする。

だからと言ってTerry Rileyの音楽を否定するほど,私はRileyの音楽を聞いていないので,せっかくの機会なので代表作の一つである"In C"の25周年記念ライブ盤でも聞いてみることにしよう。いずれにしても不思議な音楽である。まぁ,裏ジャケに写るRileyの写真を見れば,普通の人ではないというのはわかるけどね(爆)。

Recorded Live on May 10, 1982

Personnel: Terry Riley(vo, synth)

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