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2015年9月22日 (火)

Keith Richards, 23年ぶり(!)の新作は全くの相変わらずモード(笑)。

Keith_richards"Crosseyed Heart" Keith Richards(Virgin)

Keith Richardsの新譜がリリースされるとアナウンスされても,無茶苦茶久しぶりだなぁって気がしないのは,Rolling Stonesとして盛んなライブ活動を続けているからという気もするし,それまでのソロ・アルバムをコンパイルした"Vintage Vinos"を2010年に出していることもあるかもしれない。"Vintage Vinos"をについては,Keithのソロ・アルバムは全部保有している私は買う理由がないので買っていないが,ソロ・アルバムとしてはなんと"Main Offender"以来23年ぶりの作品と考えると感慨深いものがある。いずれにしても,私はStonesで一番好きなのはKeith Richardsであると思っている人間であるから,新作に対する期待値が高まるのは当たり前である。

そして,このアルバムを聞いてみて,その変わらなさにはある意味驚かされてしまった。Keith Richardsがやっている音楽を考えれば,変わらないのは当然だし,Keith自身が弾く楽器が増えていながらも,Steve Jordanをはじめとする"X-Pensive Winos"のメンツが長い時間を経ても集まっていることも少なからず影響していると思うが,もはやこれは信頼できる「老舗の味」に近いと思ってしまった。だが,その一方で,こういう音楽を今のリスナーが聞いたらどう思うのかと思ってしまった。

冒頭のタイトル・トラックこそブルージーなトラックで,一瞬驚かされるが,その後は誰しもが思うであろうKeith Jarrettの音楽である。安心感に溢れ,こっちも十分楽しむことができる。だが,Keith Richardsの音楽として考えれば,ある意味予定調和のようなものである。もちろん,Norah Jonesを共作,並びにヴォーカルに迎えた"Illusion"のような新機軸的なものもあるが,それとてびっくりさせられるようなものではない。

もちろん,私はKeith Richardsの音楽として本作を楽しんだクチではあり,星★★★★をつけてしまうわけだが,だからと言って,それ以上の評価を与えることには躊躇を覚えてしまう。もちろん,「老舗の味」を守ることは重要な要素であるが,リスナー(消費者)は時として,そこに新機軸がアドオンされることを求めてしまうのである。

繰り返すが,本作の音楽は長年のファンにとっては十分に楽しめるものだし,Keith Richardsの音楽そのものをきっちり捉えていると思うが,約四半世紀前のPalladiumでのライブ盤で覚えたような高揚感は得られなかったというのが正直なところである。まぁ,その一方でもうすぐ72歳になる爺さんがこういう音楽をやっていることは大変素晴らしいことだということなのだが。

Personnel: Keith Richards(vo, g, b, p, el-p, org, sitar), Steve Jordan(ds, perc, vo), Waddy Wachtel(g, vo), Larry Campbell(pedal steel, vln), Ivan Neville(org, el-p, vo), Charles Hodges(org), David Paich(org), Spooner Oldham(org), Paul Nowinski(b), Pino Palladino(b), Pierre DeBauport(b), Norah Jones(vo), Megan Voss(vo), Bernard Fowler(vo), Blondie Chaplin(vo), Aaron Neville(vo), Sarah Dash(vo), Bobi Floyd(vo), Harlem Gospel Choir(vo), Bobby Keys(sax), Charles Dougherty(ts), Lennie McMillan(ts), Jim Horn(bs), Kevin Batchelor(tp), Ben Cauley(tp), Cliffton Anderson(tb), Jack Hale(tb)

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