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2015年9月29日 (火)

Eberhard Weber生誕75周年記念ライブってのが開催されること自体凄いよねぇ。

Hommage"Hommage A Eberhard Weber" Various Artists(ECM)

ECMレーベルにおいて,Eberhard Weberというベーシストが重要な位置づけにあるのは事実だと思うが,こういう人のために生誕75周年ライブが開催され,これだけのメンツ(と言っても,Pat Methenyの参加がメンツを派手に見せているのだが,それもある意味凄いことだ)が集まってしまい,ライブ盤までリリースされてしまうっていうことは凄いなぁと思うのは日本的な感覚であって,ドイツでは当然のことなのかもしれない。

Weber本人は脳梗塞によりベースの演奏はできないため,ここではテープによる演奏をかぶせるという形を取っている部分もあると思われるが,参加しているミュージシャンたちの対応は真摯なものであり,非常に優れた演奏となっているところには,Eberhard Weberというミュージシャンに対する彼らのリスペクトが感じられて,非常に好感度が高い。

そうは言っても,本作の最大の聞き物が31分を越えるPat Metheny作曲によるタイトル・トラックであることは事実だろう。これはMethenyがWeberの演奏の模様を記録した映像での演奏を再構築した「ヴィデオ・サンプリング」だとPat Methenyがライナーに書いているが,そうだとすれば,この演奏はむしろ映像で見てみたいと思わせるようなものであるとも言えよう。

Pat Methenyにしろ,Jan Garbarekにしろ,1曲ずつの参加に留まるのはちょっと惜しい気もするが,それでもトータルに見れば,これはこれでよく出来たライブ・アルバムだと思える。星★★★★☆。

尚,アルバム・ダウンロード版にはCDに未収録の"Street Scenes"がボーナス・トラックとして入っているが,この曲単体でのダウンロードはできないようである。こういう売り方もあるとは思うが,世の中,現物派が多く残っている日本においては,あまりいいやり方ではないと思えるなぁ。そこまでしてその1曲を手に入れようとも思わんが...(苦笑)。

Recorded Live in January, 2015

Personnel: Pat Metheny(g, g-synth), Jan Garbarek(ss), Gary Burton(vib), Scott Colley(b), Dan Gottlieb(ds), Paul McCandless(eng-horn, ss), Klaus Graf(as), Ernst Hutter(tb, euphonium), Michael Gibbs(arr), Ralf Schmid(arr), Rainer Tempel(arr), Libor Sima(arr), Helge Sunde(cond) with SDR Big Band: Nemanja Jovanovic, Felice Civitareale, Karl Farrent, Martin Auer, Rudi Reindl(tp, fl-h), Marc Godfroid, Ian Cumming(tb), Georg Maus(b-tb), Klaus Graf(as, ss, cl), Matthias Erlewein(as, fl, piccolo, al-fl), Axel Kuhn(ts, fl, piccolo, al-fl), Pierre Paquette(bs, b-cl), Klaus-Peter Schopfer(g), Decebal Badila(b), Guido Joris(ds, perc), Klaus Wagenleiter(p, key)

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コメント

まさかECMで再びパット・メセニーの参加アルバムを聴くとは思ってもみなかっただけに、しかも31分の曲ということで、1曲とはいえ、興奮しましたです。他のメンバーもジャケに書いてある人たちがすごいですね。サウンド自体もエバーハルト・ウェーバーへのオマージュにちゃんとなってますし。

TBさせていただきます。

27日に行われたBlue Note Jazz Festival in Japan @横浜では、このHommageをWeberの演奏ビデオをBackに映し出して演奏していました。映像も切り貼り感があり、相当Samplingは難儀であったのだろうなあと感じられました。Stage上での説明によれば、Weberは日本で言うところの文化功労章を受けて、その記念にPatは作曲を依頼されたらしいです。

910さん,こんばんは。TBありがとうございます。

確かに再びECMでPat Methenyを聞くとは思いませんでしたが,これはあくまでもEberhard Weberという触媒があったがゆえの出来事だったと思います。それでも,これだけの演奏に仕立てくるところが,仕事人Methenyの真骨頂って気がします。だからこそ,それを実現させたEberhard Weberの偉人ぶりが明らかになりますね。

ということで,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

カビゴンさん,こんばんは。横浜行かれたんですねぇ。私は家庭の事情が週末のライブに行くことの妨げになっており,今回も見送らざるをえませんでした(苦笑)。その分平日には...って感じですかねぇ。

なるほど,文化功労章ですか。そういう依頼を受ければPat Methenyもちゃんと書きますよねぇ(笑)。聞いた感じで言えば,どの曲も,Eberhard Weberの過去の演奏とシンクロしている感じで非常にいいアルバムでした。ちゃんとリリースするManfred Eicherも偉いと思います。

横浜でもそうでしたが、Big Bandを従えてのOrchestrationになっているので、Orchestralな壮大な作曲・演奏を志向するPatにはもってこいの企画だったかもしれません。そして、今回、地元のBig Bandに予め練習させておいて、来日数日のリハーサルで本番に挑んだ(Have You HeardとJamesはエリック宮城のアレンジ。他にも、First Circle、Last Train Home、Songs for Bilbao、Are you going with me?をBig Bandを従えて演奏)わけで、この手法だとGroupでツアーするよりも手軽に分厚いOrchestration演奏が可能と彼も発見したかもしれません(地元のプロは、Patと共演できるわけですから光栄でしょう)。今後もこの手のLive形式を継続するかもしれませんね。尚、PatはRobert Grasper Trioとも1曲共演しました。

カビゴンさん,こんばんは。

なるほど。Orchestrion嫌いの私としては,そういう路線の方がまだいいなぁって感じです。ただ,私としてはグループ・エクスプレッションも大事だと思いますので,仰々しすぎるのも...ってところですね。ってことで,PMGの77年の演奏(プロモ盤で出回ったらしいものの再リリース?)を収めたCDを発注してしまった私です(苦笑)。

閣下、トラバありがとうございました。

アルバム全体に統一感があって素晴らしいのですが、、
やっぱり、メセニー曲の素晴らしさ、演奏の素晴らしさ、彼は天才だとつくづく思いました。
そして、ウェーバーがこのライブのステージに立っていたことを知って、、
本当に感動しました。

Suzuckさん,こんにちは。TBありがとうございます。

おっしゃる通りで,こういうイベントにおいても,場をかっさらってしまうMethenyの凄さを感じさせますね。そして,強いリスペクトを感じさせるところも彼のミュージシャンシップの表れだと思いました。それもWeberがそこにいればこそってところもあったと思います。

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