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2015年7月18日 (土)

Tom Hardy,恐るべし。「マッドマックス」と全然違う彼が見られる「チャイルド44」

Child_44「チャイルド44 森に消えた子供たち("Child 44")」('15,米/英/チェコ/ルーマニア/ロシア,Summit Entertainment)

監督:Daniel Espinosa

出演:Tom Hardy,Noomi Rapas,Gary Oldman,Jason Clarke,Joel Kinnaman

7/17は私がまた一つ年齢を重ねる日であった(もちろん,John Coltraneの命日でもある)。前日が会社の創立記念日ということもあり,私は基本的に毎年7/17は会社を休んで連休にすることにしている。今年は平日だったので,最初から映画をはしごすることは既定路線であったのだが,一本目に見たのがこの映画である。主演のTom Hardyと言えば,先日見た「マッドマックス」でも主演を務めていたが,この映画ではまた全く違うキャラクターを演じていて,本当に何でもこなすねぇと改めて思ってしまった。

原作はTom Rob Smithの小説で,2009年,「このミス」で海外編1位になった作品だそうである。原作通り,ロシアを舞台にしているが,映画のテーマそのものもかなり陰鬱なところがあるので,映像的にも決して明るくならないのは当然と言えば当然である。スターリン政権下における「楽園には殺人は存在しない」という訳のわからない理由によって葬り去られる連続殺人(それも子供のだ)を追うのがTom Hardy,その妻がNoomi Rapas,左遷先の警察署長がGary Oldmanというキャスティングも地味と言えば地味であるが,映画としてはなかなか陰鬱ではあっても楽しめる。もちろん,爽快感とは無縁ではあるが,こういう映画があってもいいと思えるのも事実である。

もちろん,Joel Kinnaman演じるVasiliのTom Hardyへの逆恨みぶりが極端過ぎて,いくらなんでも無茶苦茶だろうという部分は減点対象だが,これが原作でも同様に描かれているかどうかがわからないので,シナリオの瑕疵とは断言できないものの,私はこの映画に難癖をつけるとすればその部分と,Noomi Rapas演じる妻Raisaの変転ぶりについてもやや極端かなぁというぐらいだと思う。ついでに言っておくと,ロシアが舞台だからと言って,ロシア訛りの英語で通さなくてもいいようにも思うが,それはまぁいいや。星★★★★。

尚,「このミス」1位ということや,製作にRidley Scottが絡んでいるからと言って,ポスターにまで「このミス」や彼の名前を出さないと(それもあたかも彼が撮ったかのような表現でである),この映画は多くの人に訴求できないと考えるのは,配給会社の宣伝部としては工夫が足りないと苦言を呈しておく。もっと,ストーリーや映画的な魅力を訴えたらどうなんだろうねぇ。

最後に,この映画を見て,陰鬱な気分になっていたのは,映画のせいもあるが,その直前に受け取った伯父の訃報も影響していたかもしれない。私が子供の頃から大変世話になった伯父であった。映画とは関係なく,冥福を祈りたいと思う。

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