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2015年5月22日 (金)

メンツ/レーベル買いしたChristof Lauer盤

Christof_lauer"Christof Lauer" Christof Lauer(CMP)

先日の病院帰りに中古盤屋に立ち寄って仕入れてきたアルバムである。私もめっきりリアル・ショップに出掛ける機会が減ってしまっているが,最近は病院の検査のついでに,ちょこっと立ち寄ってCDを漁ることが何回かあった。本作は何の気なしに見た棚にあったので,手に取ってみたところ,凄いメンツではないかということで,ゲットしてきたものである。

では,私がなぜこのChrisitof Lauerという名前も知らない人のアルバムを手に取ろうと思ったかと言えば,これがCMPレーベルの作品だったからである。CMP(Creative Music Productions)は90年代初頭に結構尖った作品をリリースしていたレーベルだ。私が今でも保有しているのはJoachim Kuhn,Chad Wackerman,Trilok Grutu,David Tornあたりだろうが,コンテンポラリーなサウンドを追求したレーベルとして印象深いレーベルなので,本作も背表紙のCMPの名前に引っ掛かったというのが実態である。だがよくよく見れば,なんだこのリズム・セクションは!という感じだったのである。だって,Joachim Kuhn,Palle Danielson,Peter Erskineという表記を見て,反応しない方が野暮である。リーダーについては全く知らないものの,結構高いなぁと思いつつ,これを逃すとなかなか見つかるまいということで購入してきた私である。

そして聞いてみると,冒頭の"Descent"からぶちかまし状態である。おぉっ,これはなかなかいいねぇと思わせる立ち上がりである。全編を通して,フリー的なアプローチを示しつつ,なかなかいい出来のアルバムだと思う。若干,録音のせいか,音が軽く聞こえる部分があって,音楽からすれば,もう少しへヴィな音の方がいいように感じる部分はあるのだが,これは真っ当なボリュームで聞いてみないとわからない。いずれにしても,こうしたある意味暑苦しい音楽に快感を覚えることがあるのも事実であり,私としては結構好きな部類の音楽である。Joachim Kuhnも相当の弾きっぷりで,Kuhnのファンであれば,これは聞いておいても損はないと思わせる作品である。

まぁ,いかにもドイツのレーベルらしい音楽だと言えば,その通りかもしれないが,無視するにはもったいないし,改めてCMPレーベルという不思議なレーベルの音楽を再評価するうえではいいアルバムのように思う。そうは言っても,最後のLauerとKuhnのデュオで演奏される"Harlem Nocturn"という選曲にはびっくりしてしまうが(苦笑)。星★★★★。

Recorded in April, 1989

Personnel: Christof Lauer(ts), Joachim Kuhn(p), Palle Danielson(b), Peter Erskine(ds)

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コメント

ご無沙汰しています。本当に久しぶりにブログのお気に入りをスマホから覗かせて頂きました。最近はSNSと言うんでしょうか、そういう軽いところで写真などを投稿している不完全燃焼な生活(?)をしています。そこでもジャズのコミュもありますが通り一遍の話題や石ころ盤の紹介しかなくて(😅失礼)全く面白くありません。斯くいう私も殆どリアルな店に行くことも、またリアルな店を覗く事も少なくなりましたので表皮な関係で良いのですが。つまりジャズ的な生活から離れていると言う事になるのでしょうか。そういう中で久しぶりに感応できる記事に出会い喜んでいます。この盤は私的愛聴盤でもあり、私も大昔どこかで言及した記憶があります。Toshiyaさんが仰る様にフリーキーなアプローチから熱を帯びた演奏になだれ込む件は実にスリリングで溜まりませんね。こういうマニアックだけではない芯のある話題(実に稀少なのですが)に餓えていた事に気付くことができて感謝しています。今後も好い盤の紹介を期待しています。

山帽子さん,こんばんは。こちらこそご無沙汰致しております。

ブログは私も長年やってきましたが,自分でも素人の戯言に過ぎないとは思いつつ,何を以てこのブログの個性とすればいいのかわからなくなっているのも事実です。昔ほど,無茶苦茶にけなすとかなくなっていますし。私も年を取ったってことですが,それでも一部の方にでも,私の記事や表現に相通ずるものを感じて頂けることは嬉しいことですね。

ブログそのものはやめる気もないですし,ここのところ,酒を禁じられていたということもあり,真面目に記事をアップしておりました。でもそろそろ酒も解禁なので,またもとのいい加減な運営に逆戻りするのも時間の問題ですね。

ともあれ,今後ともよろしくお願いします。

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