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2015年4月26日 (日)

「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」:確かによく出来た映画である。

Birdman「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(”Birdman: Or (The Unexpected Virtue of Ignorance)”」(’14,米,Fox Searchlight)

監督:Alejandro González Iñárritu

出演:Michael Keaton,Edward Norton,Emma Stone,Naomi Watts

今年のオスカーで,作品,監督,脚本,撮影の主要部門を受賞した作品である。この映画の下馬評は当初から高かったが,確かによくできている映画だと思った。Michael KeatonとEdward Nortonが大した演技を示し,彼らが演技部門を受賞できなかったのは何とも残念に思えた。そして,この映画で優れていると思ったのは撮影技術であるが,これには技を感じさせられたので,撮影賞の受賞も当然であろう。

だからと言って,映画として私が推していた「6才のボクが、大人になるまで。("Boyhood")」とどっちが好きかと言われれば,私は"Boyhood"の方が好きだが(笑)。しかし,業界ネタを扱っているところからしても,アカデミーはこちらに肩入れしてしまうことがあっても,それは仕方あるまい。

私としては,たびたび登場するNYC,特にブロードウェイ界隈の様子に,懐かしさを感じていたわけだが,やはり今見ても刺激的な街並みである。そういう舞台の中で,やはりMichael Keatonの怪演が異彩を放っている。パンツ一丁の映像はそういうことだったのかと笑ってしまったが,彼やEdward Norton以外の役者も総じて素晴らしい演技を示していることが,この映画の勝因だろう。

だが,その中で,決して忘れてならないのはAntonio Sanchezによるドラムスにより構成された音楽であろう。映像とのリンクぶりが素晴らしい。確かに舞台のシーンにはクラシックのスコアが使われているとしても,これを評価対象から外したアカデミーはアホだと言いたくなってしまった。Sanchezの音楽なしに,この映画が成立しないとまでは言わないが,それでもかなり重要な構成要素になっていることは間違いないからである。この映画を見るときには,是非Antonio Sanchezの音楽に注目すべきであると強調しておきたい。

いずれにしても,非常に面白く見られる映画である。だが,しつこいようだが,私にとっては"Boyhood"の方がずっと印象深いと改めて言っておこう。星★★★★☆。

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