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2015年4月15日 (水)

Cassandra Wilson:どこまでディープになるのか?

Cassandra_wison"Coming Forth by Day" Cassandra Wilson (Sony)

また,記事のアップが滞ってしまった。ようやくiTunesの移行がほぼ完了したので,新譜を確認できる環境が整ったところへのCassandra Wilsonの新譜である。

Billie Holidayの生誕100周年に当たる今年,Cassandra Wilsonがトリビュート・アルバムをリリースするのは頷ける話である。そして,どこまでもブルージーに,どこまでもディープに歌い上げるCassandra Wilsonが強烈である。

ミディアム以下の曲で固められたテンポで,こうした曲を歌い上げるのは実力がないとできないことであるが,いつも以上にCassandra Wilsonの声がディープに響く。この声の深さ,往年のSarah Vaughanのようでもある。そして,誤解を恐れずに言えば,私はこのアルバムを聞いていて,特にVan Dyke Parksがストリングスのアレンジをした"You Go to My Head"を聞いていた瞬間なのだが,昭和歌謡のようだと思ってしまったのである。たとえて言うならば往年の青江三奈みたいな感じだと言えば,わかって頂けるだろうか。

この人が歌うと"All of Me"でさえこうなってしまうのかとびっくりしてしまうが,それにしても強烈な歌唱である。心の奥をえぐられるような作品だが,繰り返し,あるいはしょっちゅう聞くには結構体力と心構えが必要なアルバムである。決して気楽には聞けないが,それは褒め言葉としてである。いや~,やっぱりこの人凄いわ。襟を正して聞きたくなるヴォーカル・アルバム。その志や見事ということで,星★★★★★としてしまおう。

Personnel: Cassandra Wilson(vo, g), Thomas Wydler(ds, perc), Martyn Casey(b), Jon Cowherd(p), Kevin Breit(g), Robby Marshall(sax, cl, b-cl, fl, melodica), T Bone Burnett(g), Nick Zinner(g), Paul Cantelon(accor), Ming Vauz(effects), and strings and orchestra

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コメント

閣下、これはすばらしかったですね。
ヴォーカルは普段はもっとナチュラルな感じが好きなにですが。。
この方は別格です!!
最高だったですよねぇ。
って、ことで トラバいたします🎵

う~ん、残念。カサンドラ・ウィルソンはヴォーカリストとしては一番好きな人ですが、今回は予想していたアレンジと違うのと、自宅のオーディオでは再生音が音的に合わなかった部分(エコーがきつめだったか)があって、聴き手として選ばれなかった自分に白旗を上げます。でも、次が出たらきっと買います。

TBさせていただきます。

Suzuckさん,続けてこんばんは。こちらもTBありがとうございました。

私はこれは好きですよ。彼女としての存在意義は十分出ていると思いました。でも誰も青江三奈に反応してくれないっすねぇ。

910さん,こんばんは。TBありがとうございます。

これダメですか。もしかするとVan Dyke Parksがダメだったのかなぁって思ってます。でも私はそれが昭和歌謡でよかったんですが。青江三奈万歳(笑)。

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