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2015年1月19日 (月)

ECMの新譜シリーズはちょっとお休みして,今日はOtis Brown III。

Otis_brown_iii "The Thought of You" Otis Brown III(Blue Note/Revive)

ECMの新譜としてJack DeJohnetteのシカゴでのライブ盤もデリバリーされているのだが,あちらは聞くのに相応の覚悟がいる(笑)ってことで,ちょっと息抜き(?)に昨年リリースされたこのOtis Brown IIIのアルバムを遅ればせながら取り上げることにしよう。

このアルバム,冒頭の音が出てきた瞬間,おぉっ,Robert Glasper的!と思わせるのだが,Glasper全面参加に加えて,プロデュースもOtis Brown III本人に加えて,Glasperの盟友Derrick Hodgeが務めているから,さもありなんって感じではある。だが,Robert Glasperのアルバムよりも新主流派的なサウンドが濃厚で,ややソウル/R&B色が強いGlasperがダメでも,こっちならいいっていうリスナーも多そうに思える。

いずれにしても,昨今の優秀なドラマーが多いジャズ界において,またも才能に溢れるドラマーのリーダー作が生まれたと言っても過言ではない。もちろん,この人脈ゆえの音づくりって気がしないでもないが,リーダーの書くオリジナルもなかなかに魅力的であり,これは見逃すには惜しい作品である。Gretchen Parlatoをフィーチャーした"You're Still the One"なんて,彼女のアルバムに入っていても全く不思議ではないトーンで,こういうムードが好きなリスナーは間違いなく気に入るであろうし,比較的静的なイメージを持ちながら,よき時代の新主流派的な響きを濃厚に感じさせるところも,私は結構好きな作品である。Gretchenともどもフィーチャーされるヴォーカリスト,Nicki Rossはやや声のトーンが細いかなと思うが,ソウルという観点なら問題はそんなに感じないかな。ということで,やや甘めの星★★★★☆。

尚,本作は昨年の作品ではあるが,リリースから半年も経過していないということで,新譜扱いとさせて頂く(但し,今年のベスト盤対象とはしない)。

Personnel: Otis Brown Ⅲ (ds, perc), John Ellis (ts, b-cl), Keyon Harrold(tp), Robert Glasper(p, rhodes), Shedrick Mitchell(org), Ben Williams(b), Nir Felder(g), Bilal Oliver(vo), Gretchen Parlato(vo), Nikki Ross(vo), Derrick Hodge (perc)

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コメント

面白いアルバムですね。はじめて聴いたとき(サンディエゴの知り合いのクルマ)に、おっと思いました。
ほどよいグルーヴ感ですねえ。

kenさん,おはようございます。埋もれていたCDの中から見つけ出しました(笑)が,再聴はできていませんが,確かにほどよいグルーブ感だったような気がします。

いずれにしても,最近のドラマーはみんな多才で優秀ですよね。

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