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2014年10月12日 (日)

Steve Grossmanのライブのセットリストはこんな感じ。

Steve_grossman_at_someday001 10/10のSteve Grossmanのライブは昨日もご報告の通り,熱心なファンでほとんど満杯という状態であった。私が会場前で,開場を待っていると,Steveが出てきて,「リハが終わったんで,シャワーを浴びてくるぜい」と言いながら出てきたのだが,一瞬,酔っ払ってんのかいと思ったというのが正直なところであったが,予定時間からほんの少し遅れて始まった演奏は,そんなことを全く思わせないものだった。

演奏したのはお馴染みのスタンダードとSteve Grossmanのオリジナルってところで,まぁ,セッション的に対応しても全然問題なかろうっていう感じの曲であったが,バックを務めた日本人トリオも好演で応え,会場も非常に盛り上がっていたと思う。

10/10のセットはおそらく下記の通りで間違いないはずである。

1stセット
1. Blues Walk
2. Like Someone in Love
3. Soultrane
4. You Stepped Out of My Dream
5. Take the D Train
6. 415 Central Park West
7. Oleo

2ndセット
1. I Want to Be Happy
2. Out of Nowhere
3. In a Sentimental Mood
4. Love for Sal
5. Bag's Groove
6. Impressions
7. I Remember You
8. Star Eyes

これらの曲の中で,Steveのオリジナルである"415 Central Park West"は,Steveが「音楽の師」と当日も呼んでいたElvin Jonesの旧住所から取られたタイトルだそうである。へぇ~って感じである。"Love for Sal"は「"Love for Sale"じゃねぇよ,"Love for Sal"だよ」なんて言っていたSteveであるが,Sal Nestico(よき友人だったと語っていた)に捧げられたナンバーというのが意外と言えば意外な気がした。どの演奏もなかなかよかったと思うが,そのうちでも印象深かったのは,当たり前によかった"Soultrane",更には「至上の愛」を引用した"Take the D Train",フレージングと音がマッチした"Out of Nowhere",そして,途中でややテンポを上げて演奏した"In a Sentimental Mood",そしてはまり過ぎの"Impressions"あたりだろうか。ほとんどの曲では座ったまま演奏していたSteveだが,熱くなると立ち上がるって感じだったかもしれない。"Impressions"はまさにそんな感じであった。

昨日も書いたが2ndの終盤2曲ではジャム・セッションということで,ホーン・プレイヤーはいないのかってことで,会場からの参加を促したSteveであったが,ベース・プレイヤーだけが交代というかたちで演奏は行われた。ここに私の同僚にして日本最強のサラリーマン・サックス・プレイヤー,「こやぎ@でかい方」がいればと私は思っていたが,現在,こやぎさんは海外出張中ということで,それはかなわず。しかし,Steveは来週もSomedayでやるはずなので,「そのためだけにも帰国したら?」なんて煽りたくなってしまった。

いずれにしても,日頃レギュラーでやっていなくても,こうした演奏が展開できるところが,ジャズ・ミュージシャンの素晴らしいところで,Steveとバックの面々のアイ・コンタクトを見ているだけでも楽しかった。今回,Steve Grossmanの来日は27年振りということだが,次はあるのか?と思いつつ,やっぱり見ておいてよかったわというライブであった。先日のPat Metheny Unity Groupのライブとは対極にあるようなライブではあるが,同じジャズというフィールドの中で,こうした演奏を3日のうちに2回聞けたことは本当に幸せである。ということで,昨日のもう1枚の戦利品の写真もアップして,今回のライブのご報告としたい。Steveには次はもっと短いインターバルで日本に来て欲しいものだ。

Live at Someday on October 10, 2014

Personnel: Steve Grossman(ts),関根敏行(p),河上修(b),久米雅之(ds)

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