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2014年10月 9日 (木)

PMUGライブ参戦記。取り急ぎ速報。

Patmethanyunitygroup すみだトリフォニー・ホールにおけるPat Metheny Unity Groupのライブに行ってきた。今回,チケットの発売後,すぐに申し込んだわけではなかったのだが,届いたチケットは最前列,私から2~3m先にクリポタ,7m以内にMethenyもBen WilliamsもAntonio Sanchezもいるというウハウハな状態でのライブとなったが,まさにかぶりつきだったので,正直言ってクリポタのサックスは生音が聞こえていたと思っている。もうそれだけで昇天寸前なのだが,クリポタのえげつないフレージングの数々に,私と,横にいらしたイタリア・ジャズの女王さまは「クリポタ,クリポタ...」と念仏のように唱えていたのであった(笑)。"Two Folk Songs",はまり過ぎである。

クリポタに限らず,このバンド,全員の技術が半端ではないので,それこそ目が点状態がずっと続いていたのだが,やはり凄いバンドである。Methenyはいつもの通りと言ってもよいが,Antonio Sanchezの煽りの素晴らしさ,Ben Williamsのベースの音,フレージングのよさも感じられる好ライブであった。

演奏にはケチのつけようはなかったのだが,ファンであることは認めるとしても,やたらに奇声を上げる輩がいたのを冷めた気分で眺めていた私である。何でもかんでも奇声を上げればいいってものではないと思うし,"Rise Up"における手拍子が全然合ってないのを見て,ますます冷めた私であった。"First Circle"のようにお馴染みの曲であれば,手拍子も合わせられようが,今回が日本では初のライブでの披露となった"Kin"からの曲で,無理矢理手拍子を合わせようとすることに無理があった。全然合ってないんだからやめればと思っていたのは私だけではあるまい(苦笑)。

そうは言いながら,それはミュージシャン側の責任ではない。演奏自体はまさに立派。あれだけ緻密な音の"Kin"の再現をしてしまうことには驚きの念を禁じ得ない。本当に大した人たちである。ということで,今日は時間がなくなったのでこれぐらいにしておくが,満足度の高いライブであったことは間違いのない事実である。本当に凄いバンドだ。新加入のGiulio Carmassiは出番としては控え目な感じもあったが,サウンド・カラーという観点では,もう少し前面に出てきてもよいように感じた。そこはやっぱりLyle Maysを立ててるのかなぁって気もするが。いずれにしても,今回のライブについては改めて記事にしたいと思う。あるいはそう思わせるナイスな演奏であった。

Live at すみだトリフォニー・ホール on October 8, 2014

Personnel: Pat Metheny(g, g-synth, orchestrionics), Chris Potter(ts, b-cl, ss, a-fl, g), Antonio Sanchez(ds, cajon), Ben Williams(b), Giulio Carmassi(key, tp, whistling, vo)

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コメント

PMUG 2日前に大阪 終わってました... 泣

ジョン・暖簾さん,そいつは残念でした。明日東京最終ですよ(爆)。

尚,12月の頭にはNYCのブルーノートにこのバンドで出るみたいです。ひぇ~って感じですよね。

今回、Ben Williams側2列目で参戦させてもらいました。
Pat Methenyは終始Chris Potter側を向いていたので、マイクスタンド越しでしたが、ずっと演奏を見ていられました。
そのかわりGiulio Carmassiは全然見えませんでしたがw

今回のコンサートを見て、このメンツはBandが主体で、Groupを重視している感じではないような??
Giulio Carmassiはサポートメンバーみたいな扱いに感じました。

本編は同じような内容だったと思うのですが、その後が.. ((;゚Д゚))

今日名古屋、明日神戸で離日。次が上海だったかと。。
TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さん,こんにちは。TBありがとうございます。

私はBen Williamsの真正面ぐらいの席でしたので,Giulio Carmassiの姿は見えていたんですが,あの場所ってのが彼の今の役割なのかなぁなんて思って見ていました。

おそらく本編は同じ構成だと思いますが,アンコール度合いが凄いですよねぇ。まじでそれは羨ましいです。こういう情報があると,名古屋,神戸の聴衆も燃えるでしょうねぇ(笑)。

10日のコンサートに行きました。アンコールは何度もカーテンコールするのは好きでないので最初に灯りが点いたところで帰りました。演奏者は何度も呼ばれて嬉しいのだろうか?私はやはり、Lyle MaysのいるPMGが好きなのだと再確認しました。アンコールのAre you going with me?、ChrisがフルートでLyle Maysのハーモニカのパートをやっていましたが、やはりLyle Maysのシンセサイザーで聞きたかったですね。Giulio MirabassiもPatとのduoはやりましたよ。Mas Allaをスペイン語でなく適当に歌っていたwww。しかし、この鍵盤奏者は要らないなあと言うのが偽らざる感想です。もっと出来る人は沢山いると思うのですがね〜。

カビゴンさん,こんばんは。

アンコールに関しては,カビゴンさんの考え方は首肯できると思います。私は客電が付いたら,それがパッケージの終わりだと考えるようにしています。もちろん,やってくれる分には文句はないですが。

PMGに関しては,Lyle MaysあってのPMGという意識はPatにもGiulio Carmassiにもあるんじゃないですかね。Giulio Carmassiの名誉のために言えば,彼はもっと多くの楽器をこなせますし,正直なところ,あれだけではもったいないと思いました。

一方,"Have You Heard"のようなPMGの曲は,サックスが入ることを意識して作っていないでしょうから,私としても違和感を感じていましたし,"Are You Going with Me"でクリポタがフルートを吹いたのも,そうした違和感を回避する理由からだと思います。よって,このバンドは本質的に"80/81"をカラフルにした世界だったと感じますので,PMGとは本質的に違うんでしょうね。

ということで,私の中でもPMGを待望する気持ちは強いですよ。だからと言って,今回のライブに満足していないわけではありませんが(笑)。

こんばんは。こちらではお久しぶりのShogahです。ご存じのとおり「パット・メセニーの音楽」の大ファンであるワタクシですが、今回の「PMUG」アジアツアーの公演内容に関してはディスりたいことがいくつかありまして(笑)。
その一つが、カビゴンさんが書いてくださった、パットとジュリオ・カルマッシのDuoによる「Dream of the Return」。 そうなんです。この楽曲には美しいスペイン語のリリックがあるのに、(イタリア人の)カルマッシは全編歌詞ナシのスキャット。しかも、(カルマッシの声域に合わせて)オリジナルよりもキーを下げて演奏されているというのに、高声部の発声が辛そう。カルマッシ、スポットライトを浴びる唯一の場面で、この選曲。はっきりいって「ミス」だと感じました。PMUGが今後存続するとしたら、カルマッシの席は無いのではないでしょうか。

ヒェ〜、Giulio の姓はCarmassiで、歌ったのもDream of the Returnだったとは、、、大変Giulioに失礼しましたー。

Shogahさん,こんにちは。音楽に造詣の深いShogahさんのコメント,ありがとうございます。確かにGiulio Carmassiのあの歌いっぷりはないなぁとも思えましたが,ステージ上のポジションが全てを示しているのではないかと思います。

ただ,カビゴンさんへのコメント・バックでも書きましたが,昨年,Will Leeのバンドで来た時と比べて,彼のマルチ・インストゥルメンタリストぶりが抑えられてしまっていて,声が今イチでも,ほかに使いようがあったのではないかと思います。むしろ,私はOrchestrion嫌いで通っています(笑)ので,演奏はテクノロジーより人力でやって欲しいと思ってます。

いずれにしても,"Kin"には相当PMG的なサウンドが入っていましたので,Patとしても,一時噂になったように,PMGをそろそろ復活させるつもりではないかと思いますが。ということで,PMUGは秋~冬のツアーで一段落させるつもりではないですかねぇ。

私にとっては今回のライブは,それでもクリポタでしたけど。

カビゴンさん,こんにちは。勘違いは人間にはつきものですよね。私もしょっちゅうやって家人にバカにされています(爆)。

カビゴンさん、はじめまして♪ ノープロブレムですよー! これからもどうぞよろしくお願いします。

Toshiyaさま。わたし、現・PMUGライブにおけるカルマッシの担当の最も重要なパートは「ヴォイス(ヴォーカル)」だと思うのですが。なのに、あの「歌(いっぷり)」は無いでしょう!! 「優れたマルチ・インストゥルメンタリストだからPMUGメンバーに抜擢されたのだ」と、ステージを期待していたら……、パーカッション群の山に囲まれて位置しているのはなく、クリス・ポッターの替わりにアコギをかき鳴らすわけでもない。「オーケストリオンのサイドで"補助的な"キーボードプレイだけ」とは。遠目で目をこらしながら、ステージでの彼の手と腕の動きをチェックしていたのですが、キーボードをあまり弾いていないように観えました。基本、"白玉"が多いような(汗)。パットの指示なのかとは思いますが、「Dream of the Return」で歌詞も歌われていない(歌詞つけて歌わなくていい)ならば、ヴォイス・パートもいっそのことVOCALOIDにしちゃえば?! とまで思ってしまいました(苦笑)。
……と、辛口続きで失礼いたしましたー!

Shogahさん,こんばんは。まぁ,確かにクリポタにギターを弾かせてはいかんだろうということにはなりますねぇ。

別にGiulio Carmassiを擁護するわけではないですが,今回のライブを見ていて昨年に比べての激太りが気になりました。ツアーでいいものを食い過ぎって話もありますが,もしかするとストレスのせい?と思いたくもなります。まぁ,Shogahさんのおっしゃるように,気に入らないんだったらPatがクビにすればいいわけですしねぇ。

私にはそのあたりの本音が見えませんので,まぁいいじゃないですかって感じですが。私はそれよりも,演奏にもほとんど効果をもたらしていない,無意味なOrchestrionの使用をやめることから始めるべきと思いますよ。

結局のところ,これがPMGならばShogahさんのご不満も関係なくなるわけですので,PMG復活を祈念することに致しましょう。

クリス・ポッターのアコギかき鳴らし。「イケてるカントリー歌手」(例:キース・アーバン)のように見えて、個人的には超・盛り上がりましたよ(爆)。

はいっ。早くPMGの活動を再開していただけるように、パットさん、もしくはどなたか、隠居している「ライル・メイズ」を口説いてほしいです♪

クビにするなら、「The Orchestrion」さんを!(笑)

Shogahさん,改めてこんばんは。いけてるカントリー歌手って笑えますねぇ。でもきっちりしたカッティングぶりにはびっくりしましたが。私にできるだろうかなんて思っていました(爆)。

それはさておき,やる気がないのがLyle Maysなのかは謎ですが,Patもそろそろって思っているでしょう。ライブでは2009年初頭にBlue Noteで見ることができましたが,アルバムは"The Way Up"が最後ですもんねぇ。あれが2005年ですから10年を節目に出すつもりと思いたいですね。

私はPMGの復活はないのだろうなあと思っています。2009年の復活Liveは、ある意味、最後のコアメンバーでのLiveだったのではないかと。Lyle Maysは今年61歳。身体が細い彼は、予てからPMGのコンサート活動は時間と体力を使うと言及していたし、2011年のTEDxの実験を見ると、まるっきり彼自身の興味はプロの演奏活動から離れているのではと思ったりします。彼の復帰を待てない、しかし、フルオーケストレーションのサウンド世界を作りたいPat Methenyとしての選択肢は、Orchestrionであったり、PMUGだったりしたのでしょうね。Secret Story時のようなMusicanを多数集めてのフルオーケストレーション・サウンドの追及は労力、体力、費用的に問題が多いのだと思います。PMUGのアルバムを聞いた時に感じたのは、PMGの音に近付いことと、しかしCarmassiはVocalでしか目立たないということ。今回、コンサートを聴いて、これが長期間ツアーをやっての最終形でしょうから、PMUGは(Chrisの個人的活動もあるでしょうから)これで最後だろうなあ、Patの次のフルオーケストレーションへの試みはどうなるのだろう?と思いました。

カビゴンさん,こんばんは。PMGについては,そうかもなぁとも思いつつ,でもやはりもう1度やって欲しいと思っています。2009年の演奏が回顧,あるいは総括だったという解釈も確かに成り立つのですが,あそこでは基本的にECMレーベル時代までしか回顧していませんよね。

Lyle Maysが正式に引退をするならするで,それは仕方がないことだとは思いますが,ちゃんとアナウンスしてからにして欲しいってのがこっちの勝手な言い分です。もちろん,これまで何の発表もないということは,私は必ずまたやると思っています。いや,そう信じたいです。

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» Pat Metheny Unity Group(2014/10/10) [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
10/10のPat Metheny Unity Groupのコンサートに行ってきました。 今回のコンサートは、18時会場 18時半開演とhり実にも関わらず、開始時間が早い。 なもんで、会社を少々早退けして、いそいそと錦糸町は墨田トリフォニーーホールへと赴きました。 席は、実は後から友人に譲っていただいたのですが、なんとなんとの2列目上手側という好位置。 前回のトリフォニーーホールはOrchestrion(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/595553..... [続きを読む]

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