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2014年10月24日 (金)

記事のアップを失念していたClaudio FarinoneによるRalph Towner集

Claudio_farinone "Claudio Farinone Plays Ralph Towner" Claudio Farinone(Abeat Aria)

以前,このブログで,全曲Ralph Townerの曲を演奏したRandall Aversの"Man in the Moon"を取り上げたことがあるが,記憶が曖昧ながら,その後に出た別のギタリストによるRalph Towner集が本作である。同じRalph Towner集でありながら,随分雰囲気が違うというか,Avers盤が非常にアーティキュレーションが感じられる演奏であるのに対し,こちらは残響感を活かしたライブ感覚を重視した作品のように感じられる。

Claudio Farinoneという人についてはよくわからないのだが,ヴォーカリストのバックでギターを弾くこともあれば,アコーディオンとのデュオを演じたりするということから,クラシック畑というよりも,クラシックの奏法を身につけたギタリストっていうことになるように思える。私としてはアルバム全体のクォリティとしてはRandall Avers盤の方に軍配を上げたいが,これはこれで,Ralph Townerの書く曲の美しさと,いい感じのエコーも捉えたギターの響きを楽しめるアルバムである。

本作ではTownerのオリジナルに加えて"Waltz for Debbie"をやっているが,全てTownerのアレンジに基づくものとなっているところは徹底している。だが,Townerが"Open Letter"で聞かせた"Debbie"に比べると,随分この人の"Debby"は訥弁に聞こえる。一方,即興部分はFarinoneによるものということになっているが,Townerの曲って,どこまでが書かれていて,どこからが即興なのか難しい部分もあるが,ここでの"Debbie"にはアドリブ・パートがないのは力量の差が露骨に出てしまうことを本人がわかっていたからのような気がする。ということで,嫌いではないのだが,ギタリストとしてはまだまだTownerには及ばないってことで,星★★★☆。

尚,Claudio Farinoneは8弦ギターとバリトン・ギターを使っているが,主楽器たる8弦ギターの効果がそれほどでもないところは勿体ないのではないかと思える。

Recorded in 2012

Personnel: Claudio Farinone(8-string g, baritone-g)

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