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2014年8月17日 (日)

実家で聞いた懐かし盤:お次はNelson Rangellだ。

Image"To Begin Again" Nelson Ragell (Gaia)

実家に置きっ放しのソフトを久しぶりに聞くと,ヘェ〜,こんなものも持ってたかぁ,あるいはこんなんだったかなぁなんて思うことは多々あるが,これもそんな感じである。

Nelson Rangellは今でもしぶとく活動を続けているし,秋口にはCotton Clubにも出演するはずである。以前にも書いたが,私がNelson Rangellという名前に初めて出会ったのは,学生時代に訪れたNYCのSweet BasilにおけるGil Evans Orchestraのライブにおいてであった。それは1983年のことである。その時には1stセットでDavid Sanbornは体調不良で帰ってしまったが,Sanbornそっくりのトーン,フレージングでソロを取っていたのがこのRangellであった。

Nelson Rangellはその後,GRPレーベルから結構な枚数のアルバムを出したが,本作はそれに先立つ彼の1stアルバムである。だが,持っていることはわかってはいても,どのようなシチュエーションで買ったかが全く思い出せない(笑)。しかもCD時代となって以降のアルバムなのに,なんでLPやねん?それはさておき,この人は基本的にはSanbornクローンであることは事実であり,それはアルトを吹いた時に顕著だが,持ち替え楽器のせいもあり,音楽性はずっとライトな感じがする。所謂スムーズ・ジャズど真ん中みたいな音がしている。

本作がリリースされたのが1988年であるから,スムーズ・ジャズの動きが顕在化してきた頃だと思うが,ここでも典型的なサウンドが聞けると言ってよい。"A Little Sweetness"なんて既視感たっぷりの曲で,GRPのアルバムにも入ってない?って言いたくなるような曲なのだ。B面にはBucharach / Davidの"A House Is Not a Home"も入っていて、まさにスムーズ・ジャズ,そしてSanbornチルドレンぶりの炸裂である。最後に入っているのがIvan Lins作のタイトル・トラック(ちなみに一般には"The Island"の方が通りがいいはずだ)というのもそれっぽいねぇ。

ということで,あの頃はこういう音が多かったよねぇと思わせる作品だが,Nelson Rangellの持つライト感覚は彼のピッコロによるところ大のような気がする。いずれにしても,深刻にならず聞き流すには最適なアルバム。だからと言って評価するってほどでもないが。後のGRPの作品含めて,金太郎飴みたいなんだよなぁ。ということで星★★★ぐらいにしておこう。

Personnel: Nelson Rangell(as, ss, fl, piccolo), John Van Eps(synclavier), Jay Rowe(key), Leon Pendarvis(p), Bob Baldwin(synth),  Gil Goldstein(p, synth), Jimi Tunnel(g, key, synth, vo), Victor Bailey(b), Tony "Thunder" Smith(ds), Emedin Rivera(perc), Mark Ledford(vo)

 

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