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2014年8月 3日 (日)

JJ Cale愛に溢れたClapton主宰のトリビュート盤

Clapton_breeze "The Breeze: An Appreciation of JJ Cale" Eric Clapton & Friends (Surfdog)

Eric ClaptonはJJ Caleの"Cocaine"や"After Midnight"をカヴァーし,"The Road to Escondido"のような共演盤まで作ってしまったことからもわかる通り,JJを尊敬していたことは間違いない。そのJJ Caleが昨年他界したことを受けて制作したトリビュート・アルバムであるが,メンツも豪華なら,ClaptonのJJ Cale愛が炸裂した好アルバムである。

冒頭の"Call Me Breeze"からして,JJがこの世に蘇ったかのような歌唱ぶりである。JJ Caleの音楽というのは本当に渋いので,一般的なポピュラリティとはあまり縁がなかったように思えるが,私のようなSSW好きにとっては,欠かすことのできないミュージシャンの一人であった。だが,アルバムも渋いものばかりで,しょっちゅう聞こうなんて思わないため,ほとんどのアルバムを保有していながら,結局は売ってしまって手許に残っているのは少数という具合である。だが,"Shades"なんかは好きなアルバムであった。そうは言いながら,Claptonがバックアップしても,一般のリスナーに彼の魅力を理解させることは容易ではなかったように思える。

しかし,ミュージシャンの世界では事情が違う。ゲストで参加のTom PettyもJJ Caleっぽい歌唱を聞かせており,彼らに対してJJが与えた影響のようなものを強く感じさせるものとなっている。Mark Knopfulerなんて,Dire Straitsのデビュー・アルバムが出た時に,おぉっ,JJ Caleのようだと思わせたのだから,ここにもフィットするのも当たり前ってところである。

ということで,メンツが変わったとしても,JJの音楽の本質には何ら変わりないし,そもそも相当のリスペクトを込めてJJ的な演奏に終始しているのだから,本作も渋いのが当然である。ということで,このアルバムを買って,楽しめるとすればそれなりに年季が入ったこの手の音楽好きってことになると思う。もちろん,私が好きなことは言うまでもないが,Willie Nelsonはミスキャストだったような気がしないでもない。JJの音楽にWillie Nelsonの声は必ずしも合っていないと私には思えるが,ここに参加したWillie Nelsonの気概は否定するものではない。ということで,星★★★★。こういうのを聞いていると,猛烈にJJ Cale本人の音源が聞きたくなった。ライブ盤でも聞こうっと(笑)。

Personnel: Eric Clapton(g, vo), Mark Knopfler(g, vo), Tom Petty(vo), John Mayer(g, vo), Willie Nelson(g, vo), Don White(g, vo), Christine Lakeland(g, vo), Reggie Young(g), Derek Trucks(g), Albert Lee(g), David Lindley(g), Don Preston(g), Doyle Bramhall II(g), Greg Leisz(pedal steel), Walt Richmond(org, p, el-p), Simon Climie(org, p, el-p, perc, ds-prog, vo), Nathan East(b), Jim Keltner(ds), Jimmy Markham(hca), Mickey Raphael(hca), Michelle John(vo), Sharon White(vo), James Cruce(ds), Jim Karstein(ds), Jamie Oldaker(ds), David Reegarden(ds), Satnam Ramgotra(tabla)

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