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2014年5月19日 (月)

追憶の1983年...

Greenwich_village_jazz_festival_2 突然だが,久々にレコード棚を見ていたら,こんなものが出てきたということで,ご紹介である。

私は1983年になるまで,日本を出たこともなければ,飛行機に乗ったことすらなかったのだが,1983年,初めての海外旅行でアメリカに行った。その頃は英語もいい加減なものであったが,まさかその後,NYCに在住することになろうなどとは全く夢想だにしていない頃である。都合3週間ぐらい米国に行っていたはずだが,そのうち,2週間はLAに住んでいた叔父夫婦の家に厄介になりながら,そこを拠点に観光をしていたのだが,既にジャズ好きとなっていた私の真の渡米の目的がNYC訪問にあったことは言うまでもない。丁度その頃開催されていたのが,Greenwich Village Jazz Festivalであった。

写真としてアップしたのはその時のスケジュールを示したブローシュアの表紙であるが,中を見てみると,オープニングはワシントン・スクェアでJoe WilliamsとWynton Marsalis Quintetが出たフリー・コンサートとなっている。Joe Williamsの記憶ははっきりしない(見たはずだが...)が,Wyntonのバンドは私も間違いなく見た。暑い時期なのに,スーツ姿のWyntonバンド,大変だっただろうなぁなんて思っている。だが,その折のハイライトはSweet BasilにおけるGil Evans Orchestraのライブだったことは間違いない事実である(スケジュール表によれば,それは8/29のことである)。私は3セットぶっ通しで聞いていたのだが,1stで相席になったスイス人の紳士(のはず)に酒はおごってもらってしまった。当時のミュージック・チャージは$7.5だったはずで,かつ,私はこのフェスティバルのパスを事前に買っていたので,3セット通しでも飲み物代がなければ$7.5で聞けてしまう(1st,2ndは半額,3rdは無料)という状態だったのだ。まさにウハウハである。

そこで接したGil Evansの音楽はまさに驚愕。今でもメンツをはっきり覚えている。以前の記事にも書いたが,Gil,Lew Soloff,大野俊三,Miles Evans,Tom  Malone,David Sanborn,Nelson Rangell,George Adams,Pete Levin,Hiram Bullock,Mark Egan,Adam Nasbaumという強烈なメンツだったのである。そして,珍しくもArturo Sandovalもシット・インして,物凄いハイノートをぶちかましていたと記憶する。Sanbornは当時体調が悪く,1セットだけの参加であったが,その後はNelson RangellがSanbornクローンとして演奏していたことが昨日のように思い出される。

それでもって,私もせっかくの機会なのだからLPでも持ち込めばいいものを,そうした気が利かない頃だったので,Gil,Sanborn,Lew Soloff,George Adams,そしてHiram Bullockにスケジュール表にサインをもらったのであった(なんで彼らだけなの?と今となっては思ってしまうが...。それでも,このうちもう3名は亡くなっているという事実。)。もう30年前のこととなったが,今でも鮮明に蘇る記憶ということで,死ぬまで忘れられない経験だったと言ってしまおう。私はその後もGil Evansのライブを見る機会はあったが,83年のよみうりランドにおけるBilly Cobham入りのライブ(Milesとのダブルビル公演)とこの時は本当に素晴らしいものであり,その後のライブがその2回のインパクトを上回ることはなかったと思っている。

このスケジュール表に出ている当時のシーンを見返すだけで,随分と楽しんでしまった私だが,その中でもGil Evans Orchestraは今でも別格の記憶として残っている。その時に隠し撮りしたテープも先日実家で発見したので,CD-Rに落としてもらうサービスを使うことにしようと思っている。それを聞いたら,ますます追憶モードが高まるだろうなぁ(笑)。

ということで,こういう記事を書くようになったということは,私も歳を取ったということだろうと思って頂ければ結構だが,本当に懐かしいんだよなぁ...。

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