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2014年3月22日 (土)

久しぶりのArt Blakey聞き。

Art_blakey_album_of_the_year "Album of the Year" Art Blakey & the Jazz Messengers (Timeless)

出張続きから一旦解放されて,家で音楽でも聞くかって感じで気まぐれに選んだのがこのアルバムである。本作が録音されたのは1981年,Wynton Marsalisがまだ19歳の時のものであり,ここでのラッパを聞いていれば,そりゃ神童と言われるのも当たり前だなぁって感じの見事な吹きっぷりである。そして,メンツもなかなかのものである。私が贔屓にするBobby Watsonも吹きまくっているしなぁ。

演奏については特に文句はないのだが,せっかくのこの演奏を今イチなものにしているのはCharles Fambroughの増幅されたベース音である。まるでエレクトリック・ベースのような感じで,この違和感はいかんともし難い。折角熱いハードバップ的演奏を展開しながら,このベースはないだろうと強く思わざるをえない。これでもう少し真っ当な音でベースが捉えられていたら,このアルバムへの評価は更に上がったかもしれない。Fambroughに限らず,フロントの3管に比べると,リズム・セクションの音が硬質な感じがするが,ドラムスはBlakeyだからこんなもんかって感じでまだ許せる。ピアノがまた相当に固い音で,あまり気持ちはよくない。だがそれにも目をつぶったとしてもこのベースはダメである。これは完全に生理的に受け入れられないというレベルなのだ。私はFambroughのアルバムも保有しているが,こんなひどいベース音ではなかったはずである。ということで,完全にこれはエンジニアリングの問題と言ってもよい。

だが,彼らの名誉のために言っておけば,演奏としての質は高いので,私のような「音の好み」を気にしなければ十分楽しめるはずである。私はそれほど音にこだわるタイプではないが,それにしても趣味の悪い録音だと感じさせるのだから,これは相当である。演奏に免じて星★★★。

Recorded on April 12, 1981

Personnel: Art Blakey(ds), Wynton Marsalis(tp), Bobby Watson(as), Billy Pierce(ts), James Williams(p), Charles Fambrough(b)

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コメント

同じくベースの音に違和感を覚え、検索してみたらこの記事にたどり着きました。ピアノも電子ピアノのような印象を受けました。折角の演奏なのに味のしないガムを噛んでいるような、今までにない気持ちの悪さです。

お名前を頂いておりませんが、コメントありがとうございます。

私はエレクトリック・ベースにも、エレクトリック・ピアノにも抵抗はありませんが、アコースティック・ベースを増幅させた音だけは虫唾が走ります。だから私はRon Carterが嫌いなのですが、ここでのCharles
Fambroughもひどい音でした。ただ、記事にも書きましたとおり、これはFambroughのせいというよりも、エンジニアリングのせいだと思っています。せっかくのメンツを揃えて、いい演奏だったとしてもこれでは冷めますよねぇ。一言で言えば下品です。

ということで、よろしければ引き続きアクセス願えれば幸甚です。。

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