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2013年12月13日 (金)

追悼,Jim Hall

Jim_hall_and_red_mitchell 来年1月に日本でのRon Carterとのデュオ・ライブがアナウンスされたばかりのJim Hallが亡くなった。

思えば,理由はよくわからないものの,私はJim Hallというギタリストに昔から魅力を感じていて,結構若い頃から彼の音源は聞いてきた。だが,私が大学に入った頃というのは,Jim Hallという人は所謂「ジャズ聞き」には全然評価されていなくて,「私はJim Hallが好きです」と言った時の冷たい反応は今でも忘れられない。だから早稲田の「もず」を根城にしていたなんとかというサークルの連中とは相容れないものを強く感じたのは今から30年以上前のことである。もちろん,その時にGeorge Adamsの"Sound Suggestions"を聞いている連中なのだから,指向/嗜好が違うのは当たり前だが。まぁ,私もその当時に比べれば,許容力は増したが,私もまだまだ若かった(苦笑)。そして,音楽的な好みも確立するにはまだ時間を要したのも事実である。

そんなJim Hallであるが,Pat MethenyがJim Hallを師匠のように崇めるような発言をする頃から旗色が随分変わったような気がする。しかし,Jim Hallのやっている音楽は昔から全然変わっていなかったし,首尾一貫していたように思える。そういう人なのである。

彼を追悼するにはどのアルバムがいいだろうかと考えつつ,やはり私が最も好きなアルバムとしてRed MitchellとのSweet Basilでのデュオ・ライブだと思う私である。一番売れたのは「アランフェス」かもしれないし,Pat Methenyとのデュオってのもありだが,Paul Desmondとの共演盤を除けば,私の中では,やはりMitchellとのデュオをおいてほかにあるまい。

今回はまさに急逝という感じであったが,晩年のHallは評価も確立し,尊敬を集めるミュージシャンとしての地位も明確だったので,地味ではありながら,充実した人生だったのではないかと思う。私は,結局彼のライブを見るチャンスには恵まれなかったが,このアルバムに出会えたことは,今にして思えば私にとって幸せなことだったと思う。ありがとう,Jim Hall。

R.I.P.

<訂正>私はJim Hallのライブを見るチャンスに恵まれなかったと書いたが,はたと思い出した。1991年,Sonny Rollinsがカーネギー・ホールに出演した時に,Jim Hall入りのクァルテットのリユニオンをしていたのであった。それが私がJim Hallの生を見た唯一の機会。Roy Hargroveのことは覚えていても,Jim Hallのことをすっかり忘れていた。歳は取りたくないもんだ(爆)。

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コメント

仕方ないこと、、といえ、、やっぱり、寂しいもんですよね。

このアルバム裏はミッチェル、開くと2人の優しい笑顔にあえるんですよね。まあ、でも、私も何で追悼するかと考えて、、あまりに沢山よいアルバムがありすぎて、、改めて、すごい人だおもいました。

去年、ライブ聴けなかったのは残念ですけど、、
でも、15年くらい前かしら、、ブルーノートでお姿を拝見したので、、それで我慢します。あ、、この時のライブが「渋すぎて」、、ダーリンがその後のジャズライブに同行してくれなくなったのであります。。が。。。

Suzuckさん,続けてこんにちは。TBありがとうございます。

確かにJim Hallのライブは渋いでしょうねぇ。ロック好きにはある意味耐えられない?

でも,まぁいいじゃないですか。ライブをご覧になれたということは素晴らしい体験ですよ。私は結局ライブには縁がありませんでしたから...。だからこそ,Ron Carterは嫌いでも,来年は行こうかなぁなんて思っていただけにますます残念です。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

(訂正です)私,Jim Hallはライブで一度だけ見てました。Sonny Rollinsがカーネギー・ホールでリサイタルをやった時に,Jim Hall入りクァルテットを再演したのが唯一の機会だったと思います。在米中のことでしたので,もう20年以上前のことです。

Jim Hallをナマで聴いた、を見て安心してコメント(笑)。
確かにパットとの共演あたりからContemporaryな話題のヒトになった感はありますね。ただ本人のオトは我関せずで一環した世界のなかにいて、その室内楽的世界の心地よさ、ときたら。
 折角、ヴィレッジ・ヴァンガードで聴いたのですが、あまりの心地よさに少し寝ちゃいました。時差ボケもありましたが。

kenさん,こんばんは。まじで忘れていました。でも確かに見たんですよねぇ。

Jim Hallそのものが妙に持ち上げられるようになったのはいつ頃だったかなぁなんて思いつつ,kenさんもおっしゃる通り,ご自身は何ら変わるところはなかったと思います。

寝た,という意味では私はLiebman~Lovano~Breckerというテナー・トリオの演奏で「落ちた」経験があります。あの時は完全に寝ていて,ろうそくで髪が燃えそうになった記憶が(爆)。まぁ,それも時差ボケってことで(笑)。

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