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2013年9月23日 (月)

まぁ,はっきり言ってしょうもないのだが,妙に懐かしい「怒りの荒野」

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「怒りの荒野("I Giorini Dell'ira")」('67,伊/独)

監督:Tonino Varerii

出演:Giuliano Gemma, Lee Van Cleef, Walter Rilla, Lucas Ammann

私は西部劇好きだが,マカロニ・ウエスタンについてはSergio Leoneの作品以外は真面目に見たことはほとんどないと言ってよい。ただ,昔はTVでもよく放送していたから,全然見たことがないわけではなく,この作品も昔TVで見たはずである。記憶に残っていたのは「ガンマンの心得10カ条」ぐらいであろう。それを今回,久しぶりにDVDで見た(未見のまま放っておいて,買ったこともほとんど忘れていた)わけであるが,Wikipediaで見てみると,この10カ条,なかなか含蓄に富んでいるとも言える。

  • 教訓の一 決して他人にものを頼むな。
  • 教訓の二 決して他人を信用するな。
  • 教訓の三 決して銃と標的の間に立つな。
  • 教訓の四 パンチは弾と同じだ。最初の一発で勝負が決まる。
  • 教訓の五 傷を負わせたら殺せ。見逃せば自分が殺される。
  • 教訓の六 危険な時ほどよく狙え。
  • 教訓の七 縄を解く前には武器を取り上げろ。
  • 教訓の八 相手には必要な弾しか渡すな。
  • 教訓の九 挑戦されたら逃げるな。全てを失う事になる。
  • 教訓の十 殺しは覚えたらやめられない。

まぁ,映画として見れば,正直言って,Leone作品のような切れ味はなく,B級映画と言えばその通りである。しかし,Giuliano Genmmaの冒頭の情けなさから,嫌な感じへの転換を経て,ラストにはやっぱりこうなるよねぇといういかにものシナリオではありながら,ちゃんと筋は通してあるところは認めたいと思う。しかも,善人がほとんど出てこないという徹底ぶり。それを強調するLee Van Cleefの「ワル」ぶりが渋いねぇ。馬で引きずられるシーンは何とも情けないが,それ以外はカッコいいオッサンぶりを示している。特典映像のGemmaの証言によれば,相当の大酒飲みで,それがキャラにも影響を与えていたらしいが,演技がまともなら許す(と言っても,B級はB級であるが...)。

だが,映画として冗長感があるのは間違いない事実で,イタリア本国版の115分は長過ぎるように感じた。アメリカ公開版は95分らしいが,どこをどうカットしたかはわからないが,それぐらいで十分だろうと思わせる作品。まぁ,そこそこ楽しんでしまったのでの,大甘で星★★★☆。

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