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2013年8月17日 (土)

豪華メンツのJeff Richmanのアルバムだったが、正直期待はずれに終わった。

Jeff_richman "Big Wheel" Jeff Richman (Nefer)

Jeff Richmanと言えば、Tone Centerレーベルでの各種トリビュート・アルバムの取りまとめ役としての認識しかない私だが、今回は彼のリーダー作を買う気になったのはすべてはメンツゆえである。何と言ってもバックはJeff Lorber、Jimmy Haslip、Steve Gaddなのだ。これは気になるだろう。Jeff Lorberについてはほぼ半数の曲での参加だが、それ以外でもGeorge WhittyやAlan Pasquaがその代わりにプレイしているのだから、メンツ的には不満はないところである。

だが、このアルバム、正直言ってあまり面白くない。メンツからすればもう少しフュージョンの王道的な演奏が期待できるはずだが、ちょいと演奏がゆるいのである。スムーズ・ジャズとまでは言わずとも、ライト・フュージョン的な要素が強過ぎるという気もする。それにも増して決定的な難点はリーダーの書く曲が全く魅力に欠けるということであろう。メンツを揃えてそれなりの演奏を行っても、これでは音楽としての印象が薄い。Richmanがやたらにトリビュート・アルバムに参加しているのは、自分の作曲能力の乏しさを自覚して、他人の曲の魅力に依存しているからではないのかとさえ思えてしまう。

そうは言ってもこれだけのメンツである。演奏としてはそれほどおかしなことにはならないが、やはり曲のつまらなさは致命的であった。だからこそ、本作を通してもカバー曲であるStevie Wonder作の"That Girl"と、Lowell George作というかLittle Featの"Long Distance Love"が曲としては魅力的に聞こえてしまう。ただ、それらの曲においても演奏が文句なしに素晴らしいかといえば、必ずしもそうでもないのが残念。

ということで強力なメンツが揃ってもダメなものはダメだったという典型事例。残念ながら私は本作を聞いても全く高揚感を得られなかった。星★★。なんだかなぁ...。ここはJeff Lorber Fusionの新作に期待しろってことだろうと思うことにしよう(笑)。

Personnel: Jeff Richman(g), Jeff Lorber(key, prog), Jimmy Haslip(b, prog), Steve Gadd(ds), George Whitty(key, prog), Alan Pasqua(p), Dean Taba(b)

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コメント

はじめまして
ガッドは気になりま~す でも全体的にイマイチですか・・・

まさに物創りの難しいところですね。聴き手に感動が起こると言うことは、大きなエネルギーがその中に含まれていることで、探求の道は続きますね。
ただ、メロディに関しては、運良く天から降りてくるような気もします。
私は、モーツァルトに関しては、父親の英才教育、遺伝の影響もあるけれど、神が彼の肉体に宿り書かせたのでは?とさえ思います。時々、自分の力だけでは出て来ない解答が見付かる時は、それ以前にかなり努力をしている場合が多いのですが、常に努力をしている自分でありたいです。見物を広めること、素敵な人達に出会うことも、全てエネルギーにつながっているように感じます。

ジョン暖簾さん,はじめまして。ナイスなハンドル・ネームですねぇ。

Steve Gaddは普通に叩いています。Gaddだけ聞いてれば問題ないというか,演奏そのものはそれなりです。ただ,記事に書いたとおり,曲があまりにも...って感じで私にはダメでした。

ネットで試聴もできると思いますので,お試しになってみて下さい。

ということで,引き続きよろしくお願いします。

ひまわりさん,こんにちは。

モーツァルトはおっしゃるようなところはありますよねぇ。単なる天賦の才能は越えているような気がします。才能はもちろん重要ですが,努力がそれを進化させるというところはあると思います。

作曲の才能は個人の力に限界があるのであれば,共作を通じて高度化させるということもありでしょう。いずれにしてもメンターは必要ですね。

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