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2013年4月26日 (金)

出張中に見た映画(13/04編):その2は「横道世之介」。原作のトーンをうまく引き継いでいる。

Photo_2 「横道世之介」('13,日活)

監督:沖田修一

出演:高良健吾,吉高由里子,池松 壮亮,伊藤歩,綾野剛,國村隼,きたろう,余貴美子

出張中に見た映画の2本目は「横道世之介」である。私はこの原作について,非常に爽やかな印象が心地よく,2010年の書籍ベスト作の一つに挙げているぐらい好きである(記事はこちら)。よって,この映画が公開された時も見に行きたいと思いつつ,タイミングが合わず見逃していたものなので,今回機内エンタテインメントで見られたのは嬉しかった。

本作は原作からしてもそうなのだが,学生の日常を淡々と切り取った話だということも可能なので,それに160分という尺が必要なのかという議論もあるように思えるのだが,エピソードの積み重ねの中,過去と現在が交錯するストーリーで,全然長いという感覚は与えていないのが立派である。その中で示される過去のエピソードは,私のような年代にも非常にシンパシーの強いものであることもそうした感覚に貢献しているかもしれないが,これがなかなかよく出来た映画である。

モチーフには新大久保駅での転落事故が使われているが,それはモチーフに過ぎない。ここでは監督の沖田が狙った通り,「まるで自分の話のように普遍的な映画」になっていること自体が重要である。また,原作同様に非常に余韻が素晴らしく,見終わった後の心地よさ(そして一抹の悲しさ)が見る者に訴えるところがあるはずである。原作も好きだが,この映画も好きになってしまった私だが,これは多くの人に幸福感を与えるに違いないと確信している。

3 そして,主人公を演じた高良健吾はいかにも「横道世之介」というイメージを作り出していて立派であるが,それに加えて,笑顔はじける吉高由里子のなんと可愛いことよ。彼女のコメディエンヌとしての魅力全開,私がこれまで見た吉高由里子の中でも最も魅力的なキャラクターとなった。

4_2 ある意味,この映画を嫌うという人はそうはいないであろうと思わせるが,実際に多くの好意的な評価が寄せられているのも当然と思いたくなる青春映画である。私はこうした映画こそもう少し興行的に成功すべきだったと思っているし,もっと多くの人に見て欲しいと思えるナイスな映画である。この映画をデートで見に行ったら,隣に座っているガールフレンドの手を握りたくなること必定の映画(汗)。あまりの好感度の高さに点も甘くなり星★★★★★。皆さん,DVD化されたら,後付けでもいいから見ましょうね

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コメント

TBありがとうございました。原作の独特の雰囲気が再現されていること、役柄によっては苦手な場合も多い吉高由里子が可愛かったこと、いずれも意外で得した気分でした。当方からもTBさせて下さい。

1irvingplaceさん,こんばんは。TBありがとうございます。

私は原作も好きでしたが,この映画の脚色は非常にポイントが高かったと思います。ただ,私の場合,何よりも吉高でしたが(笑)。好きなんですよねぇ。

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