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2013年3月17日 (日)

骨太にして,シリアス,でもよくできている「ゼロ・ダーク・サーティ」

Zerodarkthirty 「ゼロ・ダーク・サーティ("Zero Dark Thirty")」('12,米,Columbia)

監督:Kathryn Bigelow

出演:Jessica Chastain,Jason Clarke,Joel Edgerton,Mark Strong,Jennifer Ehle

引越しの片付けもままならない状態なので,映画を見ても記事をアップできていなかったのだが,数週間前に見たのがこの映画である。オスカーでは音響効果賞だけに終わったが,一時期はもっとも下馬評が高かったのはこの映画だったと言っても過言ではないだろう。それにも十分うなずける秀作ではあるが,いかんせん重い映画である。

監督のKathryn Bigelowはオスカーを受賞した「ハート・ロッカー」でも骨太な演出を見せたが,今回はオサマ・ビン・ラディン討伐作戦というテーマがテーマだけに,これまた輪をかけて骨太である。タッチはドキュメンタリー的な部分も感じさせ,うそ臭さがないところが素晴らしい。だからこそ高い評価を受けるのも大いにうなずけるのだが,「ハート・ロッカー」といい,本作と言い,この人が描く映画はテーマが重過ぎて,見終わるとどっと疲れるというのが正直なところ。作品賞を取った「アルゴ」はもう少しエンタテインメント的な要素があったが,本作もそういう見方ができないことはないとしても,よりシリアスなだけに好き嫌いがわかれるところがあるようにも思える。

だが,ストーリーは事実ベースなのだから,結末はわかっているとしても,2時間37分という尺が全く苦にならず,見終えることができたことは大したものである。

「アルゴ」にしても本作にしても,米国人のヒロイズムを刺激しているという批判はあろうし,米国では本作が選挙前のプロパガンダだという論争もあった。だが,そんな論争が的外れであることは映画が実証している。これが政治的な意図で作られたものかどうかは,見た人間が判断すればいい話だが,私にとっては良質な映画という感覚しかない。討伐作戦のシーンがやや間延びした印象があったが,おそらくは相当忠実に描いた結果だと思える。

いずれにしても,私にはこの作品は見る価値のある映画だと思えたと強く言っておきたい。星★★★★☆。でも日本では興行的にはちょっと厳しいかもなぁ。

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