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2013年2月20日 (水)

さぼり癖を回避するためには何がいいのかってことでEarl Klugh(苦笑)。

Finger_paintings "Finger Paintings" Earl Klugh (Blue Note)

最近,ブログの記事のアップをしない日がこれまで以上に増えていることは自覚しているのだが,書く体力がなくなってきたのも事実なら,書かなければ!という義務感のような気持ちがなくなりつつあるのも事実である。もちろん,これまでも書いているように,私はプロのライターではないので,余裕のある時に書けばいいのだという思いもありながら,書くことによって自分のアイデンティティを維持しようとしてきたのも一方で事実である。それが今年になって,自分の中でも変化が生じて,無理をしなくてもいいのではないかと思うようになってきたのも事実である。だったら,自分のペースに合わせて書けばいいのだということで,頭を使わずに書ける(聞ける)音楽をチョイスすることにした。それがEarl Klughである。

本作が出た頃,1977年という時代においてはフュージョン,あるいはまだクロスオーバーと言われた音楽が世の中で認知され始めた頃ではないかと思うが,Dave Grusinは渡辺貞夫との共演もあって,いろいろ話題になってきたのがこの当時だろう。そのGrusinがLarry Rosenと組んでGrusin Rosen Production,略してGRPを立ち上げたのもこの当時のことのはずである。そんなGrusinが新人発掘の一環として世に問うた一人がEarl Klughであった。クロスオーバー,あるいはフュージョンの中でLee Rietenour然り,Larry Carlton然りで,ギタリストが非常に重要な位置づけにあったのは間違いないが,彼らがエレクトリック・ギターを中心にそのアイデンティティを発揮した中で,Earl Klughはガット・ギター専門ということで異彩を放っていたし,それが新鮮だったと思っているのは私だけではなかろう。だが,芸風に限界があって,その後はアルバムはリリースしながらも徐々に「昔の名前で...」的になっていったのもこの人の限界なのは仕方がない。作曲能力はまだしも,編曲能力に乏しいのがこの人の実力とするべきである。

だが,スタッフに恵まれれば,ちゃんとしたアルバムを作れるということを実証したのが本作だろう。これに限らず,70年代であればEarl Klughというミュージシャンは相応の地位を確保していたのは事実であり,その代表作と言ってよいのが本作だと思う。本作においては少なくともムード・ミュージック的な感覚はなく,ちゃんとクロスオーバーしていると思えるところがいいし,後にAl Jarreauがカバーする"This Time"を初演したのも記憶に残る理由だろう。でも私が本当に好きなのはOrleansのカバーである"Dance with Me"だが。これなら今でも相当真似できるぐらい好きだったと告白しておこう。

今にして思えば時代の徒花であったと言ってしまえばその通りだが,本作が結構気に入っていた自分がいるのも事実なのだ。今から35年以上前の高校生だった私には刺激ではなく,ちょっと違う世界を求めたい時期もあったってことである(恥)。そうした思いも含めて星★★★★。人に言うのは恥ずかしくても,そういう音楽や書物は誰にでも存在するはずだってことで...(開き直り)。いずれにしてもその頃はSteve GaddとHarvey Masonのドラミングを聞いても違いがわからなかった私でも,今ではこれは絶対Gaddだとわかってしまうようになったところに時の流れを感じてしまうねぇ(苦笑)。

Personnel: Earl Klugh(g), Lee Ritenour(g), Dave Grusin(key, perc), Anthony Jackson(b), Louis Johnson(b), Harvey Mason(ds), Steve Gadd(ds), Ralph McDonald(perc), Steve Forman(perc) and Others

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コメント

今晩は!このアルバムは確か昨年中古レコードを買いましたよ!アコースティックギターの響が心地よいです!

takeotさん,こんばんは。本作は昔,SJ誌で最優秀録音賞を受賞していたと記憶しているんですが...。CDでは大したことないようにも思えてしまいますが,コンプレッサーの効いたRitenourのバッキングとか,Louis Johnsonのスラッピングとかは確かによく捉えられていたような...。まぁ,私は音はさておきって人間なので,よくわかりませんが。

takeotさんがお聞きになってみて,本作の音はどうでしたか?興味ありますねぇ。

今晩は!大雪の除雪作業がまあ何とか片付きコメントを拝見して改めて聞いてみましたが、私のレコードは、東芝EMIの発売から6年ほど経ったレコードでした。(ライナーに書いてありましたので)ギターの音はなかなかいいのですが、全体的な感想は、少し音が古い感じの録音と言う印象です。同じ頃のリトナーのレコードはそういう感じはありませんが、まああくまでも私の駄耳の感想ですので、へえ!そう!くらいにお考えください(^^;

takeotさん,こんばんは。

まぁ,本作も35年前の作品ですか,テクノロジーは進化し,レコーディング技術も上がっているはずですから,多少古く感じても仕方ないんでしょうね。

音楽そのものが既に古く感じられる部分もあるかもしれません。

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