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2013年1月13日 (日)

旅の途中で見た映画:その2

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「ローマ法王の休日("Habemus Papam")」('11,伊/仏)

監督:Nanni Moretti

出演:Michel Piccoli, Nanni Moretti, Jerzy Stuhr, Renato Scalpa

昨年の旅の途中で見た映画の二本目は欧州映画である。この映画は日本経済新聞の金曜夕刊シネマ万華鏡で最高点の5つ星を獲得していたものの,見るチャンスに恵まれなかったので結構期待して2本目にチョイスしたものである。結果としては相応に楽しめたというのが実態だが,好き嫌いは分かれそうだなという感覚だった。なんせテーマがローマ法王(正確には教皇)を選ぶ「コンクラーヴェ」である。カトリックに関係なければどうでもいい話だからである。だが,私は常に鞄にロザリオをしのばせる人間である。キリスト教的文化や思想には相応の理解をしているつもりなので,私にとってはそうなのか〜っていう感覚が強かった。

実際のコンクラーヴェはどうなのかはよくわからないが,そういうこともあるかなぁって気がしてしまう映画であった。何せ全世界のカトリック教徒のトップに位置し,とんでもない権威を持つのだから,この映画におけるMichel Piccoliのような気分になっても仕方がない部分もあろうと思わせる。逆に言えば権力欲プンプンの何処かの国の政治家にはこの映画なんてわかるまいと思ってしまったのだ。

映画としてはわけのわからないシーンもあって,全面的には首肯できない部分もあるから,5つ星に相当するとは言い切れないが,それでもこうした映画が撮られるのがヨーロッパらしいと思わせる。かつ,この映画のエンディングがアメリカ映画ならこうはならないだろうというものなのが珍しい。そんな要素も含めて,私は星★★★★ぐらいにしてもいいと思えた。シリアスさとコメディ的なものをうまく組み合わせているとも言えるのだが,これは宗教感の異なる日本ではちょっと難しかったのかなと考えざるをえない。

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