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2012年12月15日 (土)

2012年を回顧する:映画編

Argo_2 年末も近づいてきたので,そろそろ今年の回顧をすることとしたい。まずは映画からである。これまでこのブログには「出張中に見た映画」シリーズとして,出張の道すがらで機内エンタテインメントで見た映画についてかなりの数の記事をアップしてきた。だが,仕事に多少の変化があり,長距離の海外出張は今年は発生しなかったこともあり,今年は映画は劇場もしくはDVDでしか見ていない。逆に機内エンタテインメントに依存しなくなったので,劇場に足を運ぶ機会が増えるという効果があった。振り返ってみれば,これほど劇場に通ったのはおそらくは私が中学生の頃以来で,それはそれでよかったと思っている。やはり映画は劇場で見るのが正しいのだ。

そして今年を回顧するとすれば,上位二本はあっさり決まった。今年のナンバーワンは「アルゴ」である。Ben Affleckの監督としての才能は「ザ・タウン」でもわかってはいたが,本作でその実力が完全に実証されたと言ってよい。結末はわかっているのに,ここまでスリルを継続させたその演出能力はちゃんと評価しなければならない。私はオスカー・レースでもいい線行くのではないかと思っているが,とにかく映画的な魅力たっぷりの映画であった。

Photo 次点はフランス映画,あるいは小品のよさをつくづく感じさせた「最強のふたり」である。なんてことはない話と言ってしまえばその通りであるが,この後味の良さが何とも素晴らしかった。見た後,幸せな感覚で席を立てるというのは本当に素晴らしいことである。「アルゴ」といい本作といい,実話に基づくというのまさに「事実は小説より奇なり」ってところだろう。 

もう一作と思いつつ,この二作の魅力が突出していてそれが選びにくい。「ダークナイト・ライジング」でも「人生の特等席」でも「スカイフォール」でもいいのだが,帯に短し襷に長しの部分がある。むしろ,「崖っぷちの男」ぐらいの方が映画的にはいいかなぁとも思っている。だがDVDを含めて見たものということで,公開は昨年だが「ゴーストライター」を挙げておきたい。特段の特殊技術なしでも映画的な魅力を表出できるのは,前掲の二作とも同じであるが,この静かなサスペンスは今でも記憶に残っている。Polanski恐るべしであった。

Dvd それに比べると邦画は全くダメであった。期待の西川美和の新作が私としてイマイチだったのが痛いが,「悪の教典」だの,「天地明察」だの見るに値しない映画を見てしまったことは大いに反省したい。

ともあれ,来年は仕事での海外対応が多少は増える見込みなので,「出張中に見た映画」シリーズが復活する可能性もあるが,それでも劇場通いはできるだけ続けたいと思っている。その場合はちゃんと審美眼を磨いて見る作品は厳選したいものである。

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コメント

こんにちは〜
今年も、もうあと半分になってしまいましたね。

今年は、映画を観に行ったかなぁ…
『最強の二人』は観たかったのに 行かれなかったです。
ペトルチアーニも せっかく金沢でもやってくれたのに 行かれなかった…

どこかで まぁ だめだったらDVDレンタルすればいいや という思いがあったのかも。
今は、BSとか見られるお家では、TVでも観られますしね。
ただ、やはり 映画館のあの大きなスクリーンで観た後の感動は TVでは味わえないですよね。

今、気になってるのは『東京家族』
山田洋次監督のです。

Marlinさん,こんばんは。

「東京家族」は私も見たいと思います。山田洋次であれば,おかしなことにはならないはずですから...。

映画はいろいろな見方があってもいいと思いますが,本当に見たい映画はやはりスクリーンで見たいというのが私の考え方です。例えば「アラビアのロレンス」の砂漠の美しさはTVモニターでももちろんわかるんですが,大画面で見た時の感動を私は忘れたくないです。

いずれにしても私は映画が結構好きなので,やはり劇場を基本にしていきたいと思います。今年は結局劇場で22本見たことになりますが,夫婦50割引ってのが大きいかもしれません。一人1,000円で見られますから。来年は30本を目標にします(ほんまか?)。

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