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2012年11月 5日 (月)

兄貴の新譜について書く前に"Time Fades Away"を

Time_fades_away "Time Fades Away" Neil Young(Reprise)

長年廃盤のままのアルバムである。一度CDで再発されるというアナウンスがあったはずなのに,それもぽしゃったままである。Neil Youngとしてはこの時のツアーについて相当不愉快な思いをしているらしく,Wikipediaには次のように書いてある。

"Time Fades Away" was the worst record I ever made - but as a documentary of what was happening to me, it was a great record. I was onstage and I was playing all these songs that nobody had heard before, recording them, and I didn't have the right band. It was just an uncomfortable tour. I felt like a product, and I had this band of all-star musicians that couldn't even look at each other.

かいつまんで言えば,「自分としてはドキュメンタリーとしては認められたとしても,最悪のレコードであり,新曲をやったものの,バンドが最低だった。」みたいなことになるが,本人が言うほど最悪かなぁ?って思いを抱くのは私だけではないだろう。そもそもバンドは「ほぼ」Stray Gatorsではないか。その辺がよくわからん。"Harvest"の成功に対して,Youngが外野からどうこう言われるのが嫌だったという気持ちも理解できないではないが,だったらなぜ後年"Harvest Moon"を改めて「ほぼ」Gatorsと作ったのかと思ってしまういずれにしても,ここではNeil Youngらしい曲をNeil Youngらしく歌っていると思うんだけどねぇ...。まぁ,つくっている本人と受容する側の感覚が違うというのはよくあることだと思うが,何だかもったいないような気もする。

私は幸い中古でこのアルバムをゲットしたからいいようなものの,世の中でここに収められた音楽に触れるチャンスがあってもよさそうなものである。ちなみに,このアルバムはほとんどが1973年のツアーの音源だが,なぜか1曲だけ"Love in Mind"だけが1971年UCLAにおける録音というのはちょっと不思議な気がする。

だが,同じくWikipediaによれば,Neil Youngとしては来るArchive Seriesの第二弾には"Time Fades Away II"なるディスクが含まれる予定だそうである。そちらは本作と違って,ツアー前半のドラマーがKenny Buttreyの時のもので,曲も全然違うらしい。だったらこっちもついでに入れればいいのにねぇ...。最後に収められた"Last Dance"はかなりイメージが違って強烈な印象を残しているが,これはこれでいいと思う人も多いはずである。いずれにしてもこれはNeil Youngの最高傑作ではないとしても,十分星★には値していると思う。

Recorded Live at Various Locations and Various Dates between 1971 & 1973

Personnel: Neil Young(vo, g, p, hca), Ben Keith(pedal steel, vo), Jack Nitsche(p), Johnny Barbarta(ds), Tim Drummond(b), Joe Yankee(b), David Crosby(g, vo), Graham Nash(vo)

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コメント

こんばんは。

70年代ではハーベストは買いませんでしたが、以降のアルバムはリアルタイムで買っていました。ズーマとオン・ザ・ビーチ以外は殆ど聴いていなかったので、もう一度じっくり聴いてみます。馬のジャケットのWith Crazy Horseが好きでした。

おお、こんなよい盤を採り上げてくれましたか!感動で目頭が熱い私です。

これはリアルタイムで聴いたニールヤングの盤中私的には5指に入るフェイバリッツ、私もCD化を首を長くして数十年待っていますがブートでも耳にすることなく諦めの境地に居ます。しかし数十年経った今でも表題曲のコミカルなピアノの音や♪No No No~ と歌う重厚な曲(Last Dance だったか?)を鮮明に脳内に蘇らせることができます。音質はそれ程良くなかった気がしますが、ラフな音がほぼストレイ・ゲイターズ的で好い感じだった気がします。それにジャケのセンスも最高でした。

まさに古き良き時代でした。

ブラウンさん,こんばんは。"Harvest"は今もお持ちではないってことでしょうか?

Neil Youngは多作で,作品も玉石混交だと思いますが,本作は好きな人が結構いるだろうと踏んでおります。今一度お聞きになってみて下さい。

山帽子さん,こんばんは。

「感動で目頭が熱い私です。」とは誠に恐縮です。世の中には本作CDのテスト・プレス盤が流通して,それがトレードされているような話もあります。ブートレッガーって凄いですね。

ご記憶の通り,音はあまりよくはありませんが,気になるほどのものではないですし,歌も演奏も結構いいと思うんですけどねぇ。Neil Youngの作品で再発に値しないものはほかにあると思うんですけど...。やっぱり解せないです。

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