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2012年11月19日 (月)

「黄金を抱いて翔べ」:骨太な映画ではあるが,これが5つ星かねぇ。

Photo 「黄金を抱いて翔べ」('12,松竹)

監督:井筒和幸

出演:妻夫木聡,浅野忠信,桐谷健太,溝端淳平,チャンミン,西田敏行

日経のシネマ万華鏡において星5つという評価を得た作品である。同紙において星5つとは今年有数の傑作という評価であるから,そうなんだぁと思って見に行って,まぁ悪くはないとしても,それほどの作品か?という疑問ばかりが残ってしまった私である。

大阪を舞台として,原作者,高村薫が描いたイメージから乖離しないで描き切った骨太なストーリーであることは間違いない。そういう意味では悪くない出来であり,楽しめる映画だと思う。しかし,これが今年有数の傑作という評価は間違いなく過大なものと思わざるをえない。

妻夫木聡は善戦していると思うが,モルヒネを打ちながらも,あそこまでの活動は出来ないだろうと思ってしまうし,桐谷健太や溝端淳平は演技にうそ臭さが目立つ。
妻夫木聡の映画なら「悪人」の方がはるかによく出来ている。そもそもの話に無理があると言ってしまえばそれまでだが,もう少しリアリティのある表現があってもよかったはずであり,西田敏行の行動も首肯できない部分がある。この辺りはシナリオの弱さだと言えるが,それにしても行き過ぎという感じの話である。

私はエンタテインメントとしてのこの映画を評価しないわけではないが,だからと言ってこれを今年有数の傑作とは絶対思わない。これよりも,先週記事にした「アルゴ」の方が映画としては何倍も優れているということは声を大にして言っておかねばなるまい。ということでこの映画に関しては星★★★☆ってところが妥当な評価だろうと思う。

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