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2012年10月29日 (月)

Whitesnakeの前にDonald Fagenを:なんでやねん!(笑)

Sunken_condos "Sunken Condos" Doanld Fagen(Reprise)

本当ならば,Whitesnakeの"Slide It In"について語るはずの今日の記事だったのが,どうしてもそういう気分になれない。よって,巷で話題のDonald Fagenを今日は取り上げることにする。ということはWhitesnakeは先送りである。いつまで経っても記事にできないBob Dylanの新譜とちょっと状況は違うが,どっちも早いところ記事にせねば(笑)。

ということでDonald Fagenだが,私の世代でDonald FagenあるいはSteely Danの音楽が嫌いって人には滅多にお目に掛からないのではないかと思う。無茶苦茶高度なことをやっていたり,歌詞にも癖はあるにもかかわらず,そうした部分を補ってあまりある,非常に普遍性の高い音楽をやっていると思えるからである。そんなFagenではあるが,私は"Kamakiriad"も"Morph the Cat"も全然ピンとこないままで,実はずっと"The Nightfly"の幻影を追い求めてきた気がする。

そんなFagenであるが,間もなくMichael McDonald,Boz Scaggsと"The Dukes of September Rhythm Revue"として来日するに及び,このアルバムも結構日本で売れているというのは大したものだと思う。だが,これが売れるのは当然のような気がするのは,それが"The Nightfly"と同質性の高い音楽をここで聞かせているからだと言ってもいいように思える。それが私の考える普遍性とも結びつくように思えるのである。

前述の3人が共演したのは別に今回が初めてではなく,私は約20年前の彼らのライブをNYCで見ている(記事はこちら)。その体験は今となっては私の自慢になってしまうのだが,その時の印象はロックとソウルを結びつける感覚が強いというものだったが,来日直前だからと言ってそうしたトーンを感じさせると言うよりも,今回の新作から"The Nightfly"的なものを強く感じてしまった私である。特にWilliam Garrisonによるハーモニカがそういう感覚を強めているように思える。だからこそ,"The Nightfly"を偏愛するファンにとってはこのアルバムは結構評価が高いのではないのかと思える。一聴して"Kamakiriad"や"Morph the Cat"よりも絶対にフィット感が高い音楽なはずである。それは曲ごとのリズム・フィギュアも"The Nightfly"に似ているように感じさせるからとも思える。

一方で,この音楽が今の時代と同時代性を持つかと言えば,それは違うと思う。しかし,私の年代あるいはそれに近い層には間違いなく訴求力が高いはずなのである。ということで,万人向けではないかもしれないが,40代後半以上の洋楽に親しんできたリスナーに向けては間違いないという感じで星★★★★☆。これはおそらくMichael Leonhartという共同プロデューサーを迎えた(そしておそらくLeonhartはSD及び"The Nightfly"のファン)ことの効果だと言ってよいだろう。万人が求めるFagenの音楽が再現されていると言ってよいのである。

いずれにしても,私にとってはFagenのアルバムとしては"The Nightfly"以来のヒットと言ってよい作品。回顧趣味でOKというリスナーはすぐに買いましょう。私,もちろん,好きです...(笑)。

Personnelは別途記述することとして,今日は省略。いずれにしても,現行SDのバックバンドと思ってよい面々である

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コメント

今晩は!youtubeで1曲聴いたのですが、ナイトフライの路線でいいなあ!と私も思っておりました。アマゾンでレコードにしたのですが、昨日発売日が12月中旬になるとの連絡がありまして、年内に聞けるかな?と言う所ですが、益々聞くのが楽しみになりました!

こんにちは〜

やっと読めるようになって まとめ読み中。

★ひとつは 初めて見た〜 笑

そして ヘビのジャケは きょわい!!

で、フェイゲンさまが閣下のブログにも登場ですね。
スティーリー初段のほうが気になります〜
みなさまが 聴きに行くとき 仲間に入れてくださいませ。 笑

takeotさん,こんばんは。返信が遅くなりました。

そうなんです。"The Nightfly"路線と言うべきでしょう。結構好きです,このアルバム。ってことで,ライブも言ってきた私です。続きは記事でどうぞ。

Marlinさん,こんばんは。返信が遅くなりました。

星一つなんてまだまだ甘いです。その上を行く無星が私の最低評価ですから。滅多に出しませんが(笑)。

「初段」は本当にうまいですよねぇ。Fagen本人に見せたくなる気持ちはよくわかります。いつかご一緒致しましょうね。

きっと、この盤で"The Nightfly"までのサウンドと"Kamakiriad"以降のサウンドの折り合いが(聴衆にとってか、演奏者にとってかは?ですが)ついた作品なんじゃないかと認識しています。

個人的にも"Kamakiriad"以降のサウンドは、当初違和感があったにも関わらず、Donald Fagenのサウンドということで一所懸命馴染もうとして馴染んできた経緯がきっとあるんだと思うんですが、本作ではそっち("Kamakiriad"以降)の色合いを感じつつも"The Nightfly"以前のサウンドの色合いを感じたがためにものすごく気にいったサウンドになっているんじゃないかと感じています。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さん,こんばんは。TBありがとうございます。

私は"The Nightfly"こそがFagenだと思っているので,今回の作品には納得感が強かったです。先日のライブでは楽しそうにやってましたが,こういう感じでやる曲があってもよかったように思えます。でもやっぱり本作は好きですねぇ。

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