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2012年8月22日 (水)

やっと入手したEd Bickert~Bill Maysデュオ

Bill_mays_ed_bickert "Concord Duo Series Volume Seven" Bill Mays / Ed Bickert (Concord)

Ed Bickertのアルバム"Third Floor Richard"を先日取り上げたばかり(記事はこちら)だが,またまたEd Bickertの登場である。実はこのアルバム,結構欲しくて探していたのだが,オークションでも結構高値だったので躊躇していたが,先日,比較的手頃(とは言っても送料込みで3,000円弱だから安いとは言えないが...)な価格でeBayに出たので,即ゲットである。

Ed Bickertのデュオ盤と言えば,Don Thompsonとのアルバムが2枚(片方ではThompsonはベース,もう一方ではピアノを弾いている)あって,どちらも素晴らしい出来だが,このアルバムも本当に長年気になっていたものである。相方のBill Maysであるが,私とはほぼ縁がない人であり,例外はBrad Mehldau参加のAllen Mezquidaの作品でMehldauと半々でピアノを弾いているぐらいのものだろう(記事はこちら)。もう1枚付け加えれば,Barry Manillowの"2:00 AM at Paradise Cafe"の伴奏をしているのもMaysであったが,いずれにしても私にとってはほとんど意識外の人である。

しかし,今回,この記事を書くために彼のディスコグラフィを見てみたら,あるわ,あるわ。こんなにアルバム出しているの?ってぐらいの量産ぶりである。我ながら勉強不足だなぁと思いつつ,元々はスタジオ・ミュージシャンを生業としていたようにも見える参加作の数々である。懐かしいところではDick St. Nicklausの"Magic"にも参加している。まさにへぇ~ってところである。"Magic"のCDは持っているはずだが,どこへ行ってしまったのやら...。

それはさておきであるが,本作に話を戻せば,これがやっぱり渋いアルバムであった。Bill Maysは結構実力のあるところを感じさせるフレージングを披露しているし,Ed BickertはBickertでいつも通りの余裕綽々のプレイぶりである。そういう演奏であるから,テンションをこのアルバムに求めることはまず間違いであり,これはあくまでもリラックスして聞くべき音楽である。まじでくつろげる。

そして,何よりも驚いてしまったのが,聴衆の行儀のよさである。とてもアメリカで録音されたと思えないぐらい,ちゃんと静かに聴いている。そうした雰囲気のよさもあったのだろう。ここでの二人の演奏は渋いながらも快演と言ってよいものである。ジャズ界でデュオ名人と言えばCharlie Hadenと相場が決まっているが,本作含めて3枚の素晴らしいデュオを残したEd Bickertも名人の称号を与えたいぐらいである。とにかくこれはよい。若干のミストーンもあるが,ライブなんだから,そんなことは気にしないでいいのだ。曲も演奏も私には理想的と言ってよい作品。やっぱりEd Bickertは素晴らしいのである。星★★★★☆。まじで買えてよかったわぁ~(笑)。

Recorded Live at the Maybeck Recital Hall on March 7, 1994

Personnel: Bill Mays(p), Ed Bickert(g)

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ジャズ(2012年の記事)」カテゴリの記事

コメント

こんばんは。
入手おめでとう。いやぁ、、やっぱり、きちんとしたコレクターだなぁ。
素晴らしい。

エントリータイトルはこのアルバムではないのですが、、
でも、このアルバムにも触れてるのでトラバしました。

いいアルバムなのに、誰も反応しないのもったいないので、昔の日記でトラバしますね。エドビッカート、素晴らしいですよね。大好きです。
で、笠井紀美子のトウキョウスペシャルに引き続き、、Barry Manillowの"2:00 AM at Paradise Cafe"も聴きたくなった夕暮れです。


すずっくさん,こんばんは。TBありがとうございます。しかし,さすがですねぇ。いろいろ持ってますねぇ,すずっくさん。

TB頂いたRob McConnellとのアルバムは聴きたいんですが,ジャケがどうしても許せないって感じです(笑)。でも誰が聞いても渋いに決まってますね,この二人なら。私,McConellをトロントで見たことがあるんですよ。もしかして,あの時ギターが入っていたんだろうか?記憶の彼方で何も覚えていません。全然気にしていなかった私がアホです。まぁ,ナイアガラに入ったついでに,食事だけのために200km以上走ってトロントへ行ったという無茶苦茶な旅行でしたから。飲み過ぎていたのかもしれませんね(爆)。でも間違いなくMassey Hallの前を通ったことだけははっきり覚えてます。

それはさておき,追ってこちらからもTBさせて頂きます。

はじめまして。
私最近MUZAKから出たEdBickertというライブ(?)のCDを購入したのですが
とても気に入ってリピートで何度も聞いています。
それほどジャズが詳しい分でもないので聞いた感じで
普段からいろいろ購入しています。
シンプルで本当に暖かくやさしい素晴らしいギターだと思うのですが、
私が好きになるジャズの演奏はほとんど言っていいくらい
バックに波の引くようなザーという何の楽器か分らない音が聞こえてきます。
あれはなんという楽器でどんなテクニックと言うのでしょうか?
ちなみにこちらのCDは
EdBickert ギター
DonThempson バス
TerryClarks ドラム
とEdBickertで検索するとよく出てくるコンビでの演奏のようです。

しんさん,はじめまして。ようこそお越し下さいました。返信が遅くなりましたことをお詫び致します。

おっしゃっている「引くようなザーという音」ですが,想像だけで申し上げますと,ドラムスをブラシでスウィープしている音ではないかと思います。音階はないものと思いますが,認識は合っておりますでしょうか?

下記のURLで映像,音で確認なさってみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=QlayrTvuBFg

今後ともよろしくお願いします。

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秋空にデュオが似合う、って、事なのですが、すずっくはデュオを沢山持っております。 [続きを読む]

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