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2012年8月24日 (金)

Art 'Spike' Schloemer:思わず叫んだ,何じゃこりゃ~!これはうるさい!音数が半端ではないハード・フュージョン。でも好き(笑)。

Transfusion "Transfusion" Art 'Spike' Schloemer(Spicy Keys)

名前も知らなかった人のアルバムだし,このジャケでは普通私は買わない。そんな私にさえこのアルバムを購入させたのがFeatured Artistsの名前であった。スコヘン,デニチェン,Bunny Brunel,Hadrien Feraud,Kirk CovingtonにBob Franceschiniと来ては,ハード・フュージョンに関心があるリスナーなら反応するのが筋ってもんだ。だが,アルバムがデリバリーされて,よくよく見るとゲストが参加しているのは1~2曲ということで,何じゃそれはと思って聞いてみたのだが,これが無茶苦茶強烈かつうるさいアルバムであったので,逆に安堵してしまった私である。

しかし,このアルバム,ゲスト以外のクレジットが全く見当たらないのはどういうことだろうか?全曲,ベースとドラムスは入っているように聞こえる。ギターも複数の曲で聞こえる。だが,ギターで言えば,スコヘンは1曲フィーチャーとしか書いていない。じゃあ,ここでギター,そしてベース,ドラムスを演奏しているのはいったい誰なのか?もしやリーダーが自分で弾いているのかという推測も成り立つのだが,それにしてはどの楽器もうま過ぎやしないか?マルチ・ミュージシャンは世の中にもいるとしても,これはレベルを逸脱していると言いたいぐらいだ。私としてはゲストがそれなりにフィーチャーされた曲以外の伴奏も受け持っているのではないかと予想しているのだが,一体どうなっているのだろうか。

そして聞こえてくる音楽であるが,まさに「ザ・ハード・フュージョン」と言ってもよいぐらいの演奏群である。リーダーのSchloemaerはJoe Zawinulに影響を受けているらしいが,Zawinulよりはるかにハードな音楽をやっている。聞こえてくるヴォーカルなどはワールド・ミュージックっぽくて,そういうところはZawinul的だと言えないことはないが,ここまでハードな音楽はZawinulならやるまい。とにかく音数が多い。キーボード界の手数王と言いたくなるぐらいの音数である。そもそもゲストたちもテクニシャンの音数野郎ばかりだから,こういうサウンドが出てきても当たり前と言えば当たり前だが,私にとってはここまでやってくれれば逆に爽快ということになる。

Schloemerの書く曲が面白いものばかりと言えないところは事実であるが,それでもここまでやかましいハード・フュージョンはなかなか聞けるものではないということで,星★★★★。ゲストは当然のことながら皆いけている。スコヘン,カッコよ過ぎ~。それにしてもうるさい音楽だが,フリー・ジャズやハード・ロック同様こういうのが必要な時もあるのだ。通勤電車で聞きながら,思わずノってしまった私であった(苦笑)。いずれにしても,聴くときにはできるだけ大音量だけで楽しみたくなるようなサウンドである。

これが去年のうちに出ていたっていうのは本当なのかなぁ。全くのノーマークとはこれのことだが,それにしてもあまり話題になってないのはなぜなんだろうなぁ...。

Personnel: Art 'Spike' Schloemer(key) with Scott Henderson(g), Hadrien Feraud(b), Bunny Brunel(b), Dennis Chambers(ds), Kirk Covington(ds), Bob Franceschini(ts)

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