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2012年7月14日 (土)

豪華なメンツによるLewis NashのCellar Liveレーベルでの新作

Lewis_nash "The Highest Mountain" Lewis Nash(Cellar Live)

完全にこのメンツを見て買ってしまったと言ってよいLewis Nashの新作である。というより,メンツをネット上で見て即買いを決意した私であった。このメンツを見れば,勢いのあるハードバップ的な展開を期待してしまうが,冒頭からこちらの想定した音が出てきて嬉しくなってしまう。

Jeremy Peltは自身のクインテットで素晴らしい演奏活動を行い,Jimmy GreeneはSmalls Liveでのワンホーン盤もよかった(これは新橋のBar D2で教えて頂いたものだが,記事にはまだしていない)。そしてもはや中堅/ベテランの域に入ったRosnesとWashingtonとはLewis Nashはレギュラーで活動していると言ってもいいので,コンビネーションが悪くなるはずがない。しかもやっている曲は1曲のRosnesのオリジナルを除いて有名無名のモダン・ジャズ・オリジナルの数々である。冒険はなくても,演奏の質は保たれるセッティングだと言ってもよいだろう。

それにしても選曲が渋いのではないか?Bobby Hutchersonの"Teddy"から始まり,Monkで締める中で,タイトル・トラックはClifford Jordan,その他にもJoe Henderson,Ornette Coleman,Thad Jones,James Williamsのなどの曲も入っている。中でもThad Jonesの"Ain't Nothing Nu"はしびれる出来で,やはりこの人たちにはこういうテンポのハード・ドライヴィングな曲調が合っているように思える。そうした点はさておき,こうした曲をレパートリーにしてしまうということが大したものではないか。

いずれにしても優秀なソロイストを集め,リーダーが相応の統率力を発揮したことによって,楽しめるジャズ・アルバムとなった。Lewis Nashは作曲の才はないようだが,このリーダーシップはArt Blakey的って感じか。これは凄いとか,感動したとかいうものではないが,聞かないのはもったいないジャズ的な魅力に溢れた佳作。星★★★★。

Recorded on September 16-18, 2011

Personnel: Lewis Nash(ds), Jeremy Pelt(tp, fl-h), Jimmy Greene(ts, ss), Renee Rosnes(p), Peter Washington(b)

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