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2012年7月30日 (月)

あまりにJon Andersonそっくりで笑えるBenoit David入りYes

Yesin_the_present "In the Present: Live from Lyon" Yes(Frontiers)

私は長年のYesのファンであると言っても,さすがに昨今の昔の名前で出ています的な状態になってはフォローする気にもならんというのが本音である。それでもアルバムが出るとついつい聞いてみようなんて思ってしまうのが何とも悲しい性である。このアルバムも現物は購入しなかったものの,ダウンロードで聞いてみたのだが,これがなかなか笑える出来であった。

そもそもヴォーカルのBenoit Davidという人はYesのトリビュート・バンドにいたぐらいなので,スタジオ作"Fly from Here"でもJon Anderson的なところは感じさせた(記事はこちら)が,このライブ盤ではそのそっくりぶりがまじで笑えるのだ。このライブ自体は"Fly from Here"がリリースされる前の録音なので,レパートリーそのものも古いものばかりということもあるだろうし,加入後間もないということもあるだろうが,それにしても似ている。

だが,ここでの聞きものそのものがBenoit Davidの声に集中してしまうところに,現在のYesの限界と言ってもよいわけだ。もちろん,それに加えてRick Wakemanの息子,Oliver Wakemanの弾きっぷりも関心の対象となるのだが,これまた親父とよく似ているってところもご愛嬌だが,だからどうしたと言われれば何も言い返すことができないのだ。 まぁ,"Tempus Fugit"やら"South Side of the Sky"やら"Astral Traveller",あるいは"Machine Messiah"などの珍しいレパートリーを聞かせることも,このアルバムのポイントともなりうるが,それも珍しいってことにしかならない。ご愛嬌ついでに言えば,"Owner of a Lonely Heart"におけるSteve Howeのギターは,イントロこそTrevor Rabin的なハードな音を聞かせるが,ソロになると途端にHowe的になってしまうのが笑えてしまうのだ。

やはりここまで来てしまうと,もうYesはいいですわというのが正直なところである。星は懐メロとしてのみの評価として星★★。これまでお世話になりました。いずれにしても,「これが我々の現在形」なんて開き直ったタイトルのアルバムを出すことで,老醜をさらすのはやめようよ。はっきり言ってみっともない。

Recorded on December 1, 2009

Personnel: Benoit David(vo), Steve Howe(g, vo), Chris Squire(be, vo), Alan White(ds, perc), Oliver Wakeman(key)

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