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2012年5月19日 (土)

追悼,Chuck Brown

Chuck_brown 既にTwitterではつぶやいたが,5/16に"Godfather of Go-Go"ことChuck Brownが亡くなった。あの強烈なライブにもう触れることができないのは誠に残念である。

私は幸い,彼のライブを二回見ている。一度はバブル期に芝浦インクスティック(だったはず),二度目は7〜8年前のNYC出張中に、現地のライブハウス(場所からするとこれまたVillage Undergroundだったはず)においてである。後者についてはまさにたまたまであり,狭い小屋で彼らのライブを見られたのはまさに僥倖であった。

私がChuck Brownの音楽に初めて接したのはFM放送(「ゴールデン・ライブ・ステージ」だったかな…)でのライブ音源だったのだが,コール&レスポンスを多用したGo-Goビートに参ってしまったのを今でもよく覚えている。Go-Goそのものはソウル,ファンク,ジャズをごちゃまぜにしたような音楽であるが,そこではコール&レスポンスがノリの重要な要素を果たしているように思う。ライブにおいては,本来はバンドのコール&レスポンスであるものにオーディエンスが参加するってことになるので,聴衆は踊り狂うだけでなく,時として歌い狂う(笑)必要が出てくる。Brownのライブに行ったことがある人ならわかるはずだが,この掛け合いが無茶苦茶楽しいのである。そして彼らのライブは長い。3時間は当たり前。バンドも体力が必要なら,聴衆も体力が求められるわけだ。だからNYCで見た時は私は水分補給のため,ウイスキーだかジン・トニックだかを飲みまくっていた(爆)。

それはさておきである。Chuck Brownの音楽はそういう音楽であるから,ライブでこそその魅力を発揮する。スタジオ盤が悪いというのではないが,ライブに勝るものはないのである。だからこそ私としてもライブ盤(またはライブ音源)を聞いて盛り上がるというのが,彼にとっての追悼になると思うのである。アルバムであればほぼライブ盤と言ってよい"Any Other Way to Go"ということになるだろうが,アメリカの公共ラジオ・ネットワークに"Tiny Desk Concert"というプログラムがあり,そこでChuck Brownの2010年9月のスタジオ・ライブの模様がダウンロードできる(詳しくはこちら)。これは時間も30分弱と短く,Brownにしてはやや地味だが,やっぱりChuck Brownだっていう演奏をしている。

本当に"Godfather of Go-Go"という呼び名が相応しいタフなオヤジであった。R.I.P.

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