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2012年5月 8日 (火)

B級映画もここまで行くと笑える:「吸血鬼ゴケミドロ」

Photo 「吸血鬼ゴケミドロ」('68,松竹)

監督:佐藤肇

出演:吉田輝男,佐藤友美,高英男,北村英三,高橋昌也,金子信雄,楠侑子

GW中にたまりにたまったDVDを見ようと思っていたのだが,あいにく体調を崩し,結局見たのはこれだけという体たらくである。この映画はブログのお知り合い,crissさんが昔見たイメージを記されていて,その内容からこの映画のタイトルを調べるお手伝いをさせて頂いたのだが,調べていて「へぇ~」と思うこともあったし,丁度DVDが廉価での再発にもなるということで買っておいたものである。

単純に言えば地球侵略ものの映画である。しかし,侵略ものとは言え、「ボディスナッチャー/恐怖の街」(この映画の記事はこちら)のような痺れるような恐怖はない。また,SFホラーと言いながら,ちっとも怖くないってのはいかんともしがたいのだが,それでもこれは高英男の怪演もあって,なかなか面白い。というよりバカバカしさが何とも言えず面白いのである。

映画そのものも時代感を反映してか,暗いストーリーが展開されるのだが,そこにはかなり無理があるのはご愛嬌ってところか。佐藤友美は崖下を逃亡したりしながらも,最後まで綺麗なままだし...。ということで,映画としては突っ込みどころ満載なのだが,いずれにしても,メッセージとしては反戦,あるいは厭戦的って感じか。そうした中で展開されるシーンは特撮はしょぼい(見ればわかるが,人形使いはまさに笑える。今なら絶対CGでもっとえげつない描写になるだろう)し,シナリオは同じようなシークェンスの繰り返しが多いということで,映画としては結局はB級そのものって感じである。だが,そうした中にもメッセージを無理やりにでも込めようというところに気概も感じてしまう私であった。

いずれにしても,こういう映画は理屈をこねずに,時代を肌で感じればいいというような映画だと思う。つけようと思えばつけられるが,こういう映画に星をつけることにはほとんど意味はなかろう。まぁある意味でのカルト映画なのだから...。Quentin Tarantinoがこの映画のファンだってことがその証左である。

それにしても凄いポスターだ。これも結構笑える。ポスターにはあたかも裸の美女に噛みつくような様子が書かれているが,映画にはこんなシーンは出てこない。ちょっとしたセクシー感で集客を図ろうという意図が感じられて涙ぐましいねぇ(笑)。そもそもこのポスターを見てこの映画を見たいと思った人間はどれぐらいいたのやら...。まぁこれも時代ってことで。

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