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2012年4月23日 (月)

何だかんだと言ってLee Ritenour好きな私。

Leeritenourfeelthenight "Feel the Night" Lee Ritenour(Elektra)

Lee RitenourはJVCレーベルが盛んにアルバムをリリースしていたこともあり,米国でのアルバムのリリース順がよくわからなくなっているのだが,グループとして"Friendship"盤がElektraからリリースされた次の作品がこれだったように記憶している。いずれにしても,久しぶりに聞いても典型的なフュージョン作として結構楽しめる作品であった。

私はLee Ritenourのギタリストとしての才能を結構評価しており,この何でもできてしまう感は凄いなぁと思ってしまうのだ。ロック的なタッチでも,ブラジル的なものでも,更にはWesを彷彿とさせる4ビートだって,どれも軽々と水準をクリアしてしまうのだから大したものである。この人にはどれだけ音楽的な引き出しがあるのかって感じだが,しかもリーダー作にはどうしようもない駄作ってのがほとんどないということも立派なものである。そんな中でこのアルバムの評価ってのは必ずしも高くないようにも思えるのだが,見逃すにはちょっと惜しいのではないかと思う。

特に私にとって懐かしいのは2曲目の"Market Place"だろうか。確か昔"Live from the Bottom Line"とかいうFMの番組があって,そこでLee RitenourがおそらくはFriendshipでこの曲を演奏していたのが物凄く印象に残っているのだ。その後,私の在米中にはBottom Lineにも何度か行く機会があったが,へぇ~,こんなところなんだって思った記憶がある。結構いいプログラムをやっていて,こういう箱がなくなってしまったのは本当に惜しい。ちなみに私が行ったのはChick Corea Elektric Bandとか,Elvin Jones Jazz Machine with Wynton Marsalis,渡辺貞夫,Oregon等は在米中,Steve KhanとDave ValentineのCaribean Jazz Projectとかは出張中に見に行ったなぁ。懐かしい。

閑話休題。いずれにしても,"Market Place"はじめ,Lee Ritenourらしいサウンドにも溢れ,これはやはり楽しめる。このアルバムはサウンドがタイトな感覚が強いが,それはメンツがほぼ固定されていることの影響があるように思える。即ち,ほとんどレギュラー・メンバーのようなかたちで,ここに参加しているミュージシャンが演奏していたということになる。コアとなっているのがRitenour,Don Grusin,Abe Laboriel,そしてSteve Gaddである。だったら,おかしな演奏にならないのも当然って気がする。メンツは下記の通りだが,見れば一目瞭然のいいメンツである。一曲だけヴォーカルが入るのがLeo Sayer作の全米ナンバーワン・ヒット,"You Make Me Feel Like Dancin'"ってのも嬉しいよねぇ。そうした点を踏まえると,このアルバムが損をしているのはジャケのせい?とも思いたくなるが,音楽だけ聞いていれば,制作から30年以上経過した今でも相応に楽しめることは間違いない。やっぱりLee Ritenourはレベルが高いのだ。星★★★★。

Personnel: Lee Ritenour(g, g-synth), Don Grusin(key), David Foster(p), Dave Grusin(p), Joe Sample(p), Steve Lukathar(g), Abraham Laboriel(b), Steve Gadd(ds), Steve Forman(perc), Alex Acuna(perc), Ernie Watts(ts, ss), Patti Austin(vo), Tom Bahler(vo), Michael Boddicker(synth), Ian Underwood(synth), Jerry Hey(tp, fl-h), Chuck Findley(tp, fl-h), Gary Grant(tp, fl-h), Larry Willimas(ts, fl, piccolo), Bill Reichenbach(tb), Lou McCreary(tb, b-tb)

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コメント

私が見ても、メンバーいいですね!
先日、帰国子女で、高校時代もNY校で過ごし、東海岸を行き来している若手社員と話していたら、ライブの話で盛り上がりました。あまりにも次々に名前が出て来て、わからない、ごめんねー、の私でしたが、ライブめぐり本当に楽しいみたいですね。まるで、京都で道に迷った外国人が少し英語を話せる日本人を見つけて、フレンドリーに全て話してくるような光景なので、音楽狂さんがみえたら、すごく盛り上がったでしょう。
リトナーさんは、ワークショップを数年前見ました。ギターの講師さんや、愛好家も参加していましたが、鮮やかなテクニックで、他とは異なっていました。とにかく練習、と言ってみえて、この人でさえ、ご努力ありなのね、と思った私です。質問コーナーで、高校生が、大学受験勉強とギターの練習と、どちらを取るか迷っています、と聞いていましたが、解答は、あなたはコーヒーが好きですか?と微笑んでいたので、高校生に、わかったかなぁ、ちょっと心配になった私です。たぶん、眠くなったら、コーヒーでも飲んで、どちらも頑張ってね、と言いたかったのかな?と解釈しましたが、通訳が、その心は、に触れずあっさり終わりました。ただ、少しの差し入れをした私にも挨拶して下さり、日本人のような礼儀正しい人で、穏やかな人でした。

ひまわりさん,こんばんは。そうですよねぇ。私の在米中は,それこそ一生分ぐらいライブハウスやコンサート・ホールに行ったと言っても過言ではないぐらいでした。まぁ,そういう目的もあって,NYCに住んでいたというのが実態ですが(爆)。

Ritenourの幅広さはやはり練習に裏打ちされている部分もあるのではないかと思います。昨年Ritenourと共演したMike Sternも練習の虫らしいですし,やっぱりプロと言っても練習あるのみなんでしょうね。それに比べて私は...みたいな感じです。最近,ギターに触ってすらおりません(爆)。

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