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2012年4月25日 (水)

久々に聞いたらかなりよかったAlbert Bover

Albert_bover "Live in Jamboree" Albert Bover Trio (Mas i Mas)

CDの保有枚数が増えてくると,どういう経緯で買ったのか全然覚えていないし,何が購入の動機だったのかも定かではないアルバムってのは結構あるものである。これもそんなアルバム。ジャケは覚えていたのだが,音は全く記憶になし。ということで,久々に引っ張り出して聞いてみたら,これが結構いけている。

Albert Boverはバルセロナ出身らしいが,このアルバムも同地にあるJamboreeというクラブで録音されている。Fred Hersch,Barry Harris,Jaki Byardらにも師事したとのことで,いかにもオーソドックスなピアノを弾く人である。そうした特性がこのアルバムにも詰まっていて,軽快さと,リリカルな感覚を兼ね備え,かつフレージングもなかなかいいねぇと思わせるものだ。とにかく全編を通じて破綻がなく,この人の実力はちゃんと捉えられていると言ってよい出来である。選曲もShorter,J.J. Johnson,Monk等に加えて自作ということで,そのセンスはかなりいいと言ってよい。

ほぼ文句のない演奏集ではあるが,唯一ミディアムで演じられる"You Don't Know What Love Is"がテンポとしてはいかがなものかという感じの演奏で,違和感があるのが玉に瑕である。しかし,Shorter作"Infant Eyes"やJ.J.作"Lament"なんてそれを補って余りある出来と言ってもよく,ちゃんと評価してよいアルバム。星★★★★☆。こういうのを聞いていると,いかに自分がちゃんと音楽を聞いていないのかがよくわかって反省した私である。

ところで,このBoverだが,なんとTribal TechのGary Willisともトリオを組んでいるらしく,そこではRhodesを弾いているらしい。アルバムもそのうち出るらしいが,本作を聞いていて,このピアノの腕でGary Willisとやったらどうなるのかは興味津々,そちらも聞いてみたいと思ってしまった私である。

Recorded Live at Jamboree, Barcelona on May 27 & 28, 1998

Personnel: Albert Bover(p), Chris Higgins(b), Steve Brown(ds)

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