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2012年3月 4日 (日)

Michael Landauのオール・インストの新作

Michael_landau "Organic Instrumentals" The Michael Landau Group (Tone Center)

新譜について書くのはGary Husband以来であるから2週間以上あいている。それだけここのところ私はCDを買っていないってことになるが,久々に届いたのが私が贔屓にするMichael Landauの新譜,それもオール・インスト作であるから期待が高まることは言うまでもない。その一方で,Michael Landauってのは人のバックでこそ光るような気もするわけで,期待と不安が入り混じった感覚と言えばお分かり頂けるだろうか。

本作での注目がMichael Landauのプレイに集まるのは当然ではあるが,共演者としてはLarry Goldingsが珍しく思える。ここでのGoldingsはオルガンに絞っての演奏であるが,ブルージーな感覚を生みだすのをサポートしているというところであろう。では一番注目すべきLandauはどうなのか?

ギターのプレイぶりはフレージングもなかなかよく,相応の期待に応えていると言ってもよいのだが,私はLandauにはもう少しハード・ドライヴィングな演奏をして欲しかったというところである。これは本作に収められた曲のテンポがミディアムのものが多いからだと考えてもいいのだが,それだけではなく,私がLandauに求めるのが,以前記事にしたKarizmaのライブ盤のような演奏(記事はこちら)であるがゆえなのである。ここでの演奏が悪いわけではないのだが,Landauにしてはちょっと枯れた感じがしてしまうのだ。彼はまだ53歳なのだから,枯れるにはまだ早いはずである。もちろん,随所にLandauの実力は感じることはできる。だが,彼にはストラト・タイプのギターを使って,ありとあらゆる技巧を繰り出す,よりロック・フレイヴァーの強い演奏を期待してしまう私が贅沢なのだろうか?

結局のところ,私はLandauがロックを感じさせてくれる演奏をすれば,相当気に入ってしまうのはKarizmaのアルバムでも,Robben Fordとやった"Renegade Creation"でも明らか(記事はこちら)なので,このアルバムは若干地味だったかなぁっていう感覚が強い。星★★★。やはり私はMichael Landauのリーダー作とは相性があまりよくないのかもしれないなぁ。

Personnel: Michael Landau(g), Larry Goldings(org), Jimmy Haslip(b), Teddy Landau(b), Andy Hess(b), Chris Chaney(b), Charley Drayton(ds), Vinnie Colaiuta(ds), Gary Novak(ds), Walt Fowler(fl-h)

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