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2012年2月17日 (金)

ハード・フュージョン・オール・スター総出演のGary Husbandの”Dirty & Beautiful"第2弾

Dirty_beautiful "Dirty & Beautiful Volume 2" Gary Husband(Abstract Logix)

Gary Husbandが同じタイトルの作品のVolume 1を発表したのが2010年の秋口だったが、そのときもオールスター総出演のようにこのブログにも書いた(記事はこちら)。Volume 1と前作に書いてある以上、続編が出ることは必定であったわけだが、ほぼ1年半を経て発売された第2作である。

コンセプトは前作とほぼ同じで、キラ星のごときギタリストが次々に登場するわけだが、今回の注目はMike Sternである。そして、笑ってしまうぐらいMike Sternな"Rolling Sevens"での演奏に思わず笑みをもらした私である。かつ、最近のMike Sternからは感じられないぐらいのハイブラウな響きに喜んでしまったのだが、これぞMike Stern節だと言いたくなるような出来。私はこの1曲だけでも元は取れたと思ってしまったぐらいだが、これと冒頭のRay Russellの2曲でOKと言いたくなってしまったのである。

全編を通して満足度の高い演奏が続くのだが、その中で若干違和感があったのはWayne Krantzが参加した"East River Jam"。徐々に盛り上がりを示すとは言え、ここでのKrantzにはいま一つKrantzらしさが感じられず、欲求不満の残る出来だったのは残念である。それでも全体を通して聞けば、ハード・フュージョン・ファン必聴であることには間違いないし、確実に満足はできるだろう。それだけにKrantzがなぜあれほどクリーンな音でギターを弾こうとしたのかがどうしても理解に苦しんでしまうのである。もう少しハードに攻めてくれれば、おそらくは半星は高く評価したはずである。それが本当に惜しい。よって、星★★★★とするが、好き者にとってはたまらないアルバムである。

それにしても、このAbstract Logixというレーベル、この手の音が好きなリスナーが反応せざるをえないような音源を連発しているが、本作もそういう意味では期待通りである。今回、Mike Sternがここに参加したということは、Sternも本レーベルとの契約が近いのかと思ってしまうが、本レーベルに移籍することにより、私たちが求めるものに近いSternの音楽が展開されるのではないかという期待が高まってしまった。そんな演奏がこのアルバムの2曲目には収められている。

Personnel: Gary Husband (key, ds), John McLaughlin, Allan Holdsworth, Mike Stern, Wayne Krantz, Alex Machacek, Jimmy Herring, Ray Russell, Neil Taylor, Robin Trower (g), Jimmy Johnson; Mark King, Teymur Phell, Laurence Cottle, Livingstone Browne (b), Jan Hammer (key), Sean Freeman (ts)

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コメント

こんにちは。
おいしいもの たくさん食べられましたか?
さて 質問コ-ナ-です。 ハ-ドフュ-ジョンて ふつうのフュ-ジョンと どう違うのですか?
ハ-ドだから やっぱりハ-ドロックみたいに ちょっと派手なのかな?!

マーリンさん、おはようございます。はい、食べました(笑)。

さて、ご質問の件、ロックにハード・ロックがあるようにフュージョンにもハード・フュージョンがあるというのは正しい考え方ですね。じゃあ、どういう風に定義すればいいのかと言えば、これは人それぞれなのかもしれませんが、私は次のように解釈します。

テクニックに優れたミュージシャンが強烈なリズムに乗ってユニゾンや劇的でスピーディなフレーズ等を展開するフュージョンであり、メロディアスな演奏等もあるライト・フュージョンや一般のフュージョンとは一線を画する。

例えば、同じギタリストでもJohn McLaughlinとEarl Klughがやっている音楽は全然違いますよ。前者はハード・フュージョンであっても、後者は決してハード・フュージョンとはなりませんよね。そんな感じ。この説明で納得してもらえました?

こんにちは。
なるほど。
ミュ-ジシャンで比較すると わかりやすいです。

ありがとうございます。
そうなると…ハ-ドフュ-ジョンは 難しいかなぁ(笑)

でも ハ-ドフュ-ジョンといってもいろいろあるでしょうから わたしにも聴きやすいのもあるかもですね♪

マーリンさん,こんにちは。ハード・フュージョン好きにはたまらない魅力のあるこの手の音楽も,万人にフィットするわけではありませんからねぇ。

でも,本当にいろいろありますから,試してみるのもいいのではないかと思います。例えば,Chick Corea Elektric Bandなんかはハード・フュージョンとまでは行きませんが,キメの部分はちゃんとありますから,このあたりからお試しになるのがいいかもしれませんね。

ハードフュージョン作品の中でも、合うものと合わないものがある私は、クセ者になると思いますが(笑)
それがどういう基準で好き嫌い(合う合わない)を感じているのか自分でもよく判っていなかったりします(汗)

もしかしたら、多少なりともの(ある種の)ルーズさの有無かなぁと思ってみたり。。
という意味では、この盤でもWayne Krantzの4曲目は、比較的"合う"ほうの部類だと感じています。

TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さん,こんばんは。TBありがとうございます。

まぁ合う,合わないは誰にもありますよねってことで...。私は逆にここでのKrantzは今イチKrantzらしさを感じられずダメなんですから,十人十色ってことでしょう。

記事にも書いたとおりですが,私はRay RussellとMike Sternの1,2番コンビにやられてしまいました。これはよかったなぁと思います。やはり私はStern好きなようです。

ちょっと遅れて聴きました。2月には到着していたのですが、クレジットを書くのが面倒だという理由で後回しにしていて、後悔しています(笑)。ハードコア・フュージョン好きとしては、もっと早く聴けばよかった!

Volume2とあるのだから、Volume3以降も期待しちゃっていいのかな、というぐらい良かったです。クレジットを1回目は見なくて通しで聴いても良かったし、2回目はクレジットをブログの下書きに書きながらだったので、2回楽しめました。

TBさせていただきます。

910さん,こんにちは。TBありがとうございます。

これを後回しにしてはいけませんねぇ(笑)。今回も前作同様,よくもまぁって感じのメンツが揃っていますが,Gary Husbandの人徳なんでしょうねぇ。記事にも書きましたが,今回は冒頭2曲だけでもOKって感じでしたが,ギタリストの個性の違いも楽しめて,好き者にはたまりませんよね。

ということで,こちらからもTBさせて頂きます。

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» Gary Husband Dirty And Beautiful Vol.2 [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
Dirty And BeautifulのVol.2というアルバムです。 Vol.1(http://blogs.yahoo.co.jp/pabljxan/60124365.html)の文末に、「すいません、単純に個人的には合わない音楽だってことだとだと思います。」なんて書いているくせに、性懲りもなく買い込んでいます(笑) メンツですが、前作もそうですがいろいろな人が参加しているようです。まとめると大変なのでバッサリ割愛させていただきます。 えーと、ギタリストだけ列挙しておきます。 Jo..... [続きを読む]

» Dirty [ジャズCDの個人ページBlog]
Volume1が出ていたので続編があると思っていたのですが、出ました。といっても [続きを読む]

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