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2012年2月 2日 (木)

Brad Mehldauの楽歴を振り返る:第3回

Young_at_art "Young at Art" Jesse Davis(Concord)

Brad Mehldauの楽歴の中で,Fresh Sound New Talentでのアルバムを除いて,ワーナーでの初リーダー作"Introducing"を吹き込むのが1995年である。彼の楽歴を振り返る中で,おそらくは注目の新人であった頃の90年代前半の作品として,今回は本作を取り上げることとしたい。

Jesse Davisはニューオーリンズ出身のアルト奏者であるが,結構うまい人でありながら,ポピュラリティという点ではいつまで経っても地味なような気がする。本作を聞いていても,バップに根差したナイスなフレージングを聞かせており,まぁConcordレーベル好みっていう感じがする人だと言ってもよいかもしれない。そんなDavisとBrad Mehldauが共演したのは,本作にも参加しているPeter Bernstein人脈か,あるいは前回紹介したAllen Mezquida盤でも共演したLeon Parkerの紹介か。

ここではDavisのオリジナルを中心に,何曲かのスタンダードやジャズ・オリジナルを交えるというよくあるタイプの構成であるが,ハイブラウでもなければ,コンテンポラリーでもないが,一定のレベル以上を確保した演奏が聞くことができる。ちょっと軽いような気もするが,演奏としてはかなりコンベンショナルな展開である。Mehldauもまだまだ修行の身って感じで,こうした比較的伝統に根ざしたような演奏においても,強烈な個性とまではいかずとも,やはりこれは注目に値すると思わせるようなピアノ・ソロを聞かせているのは大したものである。今のMehldauであれば,ソロにせよ,バッキングにせよ,もう少し鋭さを持って臨むだろうが,まだ22歳の時の演奏であるから,やはりそこまでは至っていないのは仕方ないとしても,修行中のMehldauって感じがなんとも初々しい。

いずれにしても,Mehldauの参加なかりせば,私がこのアルバムを購入することはなかったはずであり,Davisの印税収入には間違いなく貢献しているが(笑),それでも本作ももう少し日が当たってもよさそうなConcordらしいアルバムではある。星★★★☆。

Recorded on March 24 & 25, 1993

Personnel: Jesse Davis(as), Peter Bernstein(g), Brad Mehldau(p), Dwayne Burno(b), Leon Parker(ds), Ted Klum(as on 8)

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コメント

御無沙汰しております。
3月に出ますね\(-o-)/
http://www.hmv.co.jp/product/detail/4956070/?site=mailmagart&utm_source=moa120202sa&utm_medium=other

Martyさん,こんばんは。明日記事をアップするつもりでおりました。既に記事は公開待ち状態ですが,結構書いてあることがかぶっているなぁ。HMVの記述はノンサッチのサイトの情報そのままみたいなところがありますねぇ(苦笑)。

私がパクったように見えないか心配です~。

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