週末の映画のはしご:二本目は「Always 三丁目の夕日'64」
監督:山崎貴
吉岡秀隆、堤真一、小雪、薬師丸ひろ子、堀北真希、もたいまさこ、三浦友和、須賀健太、小清水一揮
このシリーズも3作目となった。2作目については冗長なシーンの多さを批判した私であるが,それに比べれば,もう少しまともな展開になっていて安心して見ていられる。映画の性格上,さまざまなエピソードの積み重ねで構成されざるをえないことはよくわかるのだが,ただちょっと欲張り過ぎではないかと思うのも事実である。その辺が評価の分かれ目のような気もするが,それでもこれならまぁ納得がいく出来である。
今回は東京オリンピック前後の時間軸を舞台に描かれているわけだが,徐々に進化する東京の都市としてのかたちをCGでも意識して作っているように思う。ストーリーとしては今回も泣かせどころは満載で,今回一人で見に行った私としては劇場で涙するカタルシスを久々に実感できたと言ってもいいだろう。特に泣かせてくれるのが高畑淳子と吉岡秀隆の会話とその後のシークエンスで,これには私の涙腺も自然と緩んでしまったのであった。もちろん,そのほかにも泣かせる部分は多々あるから,正直言って,上映後トイレに行ったら目が真っ赤だった私である(恥)。
ここまで来ると予定調和だと言われても仕方がないかもしれないが,こういう人情ドラマに癒される瞬間があってもいいと思える作品であった。山崎貴は「ヤマト」が最低の出来で,私の評価を一気に下げたが,これで多少は持ち直したということにしておこう。いずれにしても須賀健太と小清水一揮の成長ぶりに年月の経過を感じてしまったのは私だけではないはずである。星★★★★。
シリーズとしてまだ続けるのかどうかはわからないが,私はもうこの辺で打ち止めでもいいのではないかと思っている。でもまた続編が作られたら見に行ってしまうんだろうが...(苦笑)。
尚,私が今回見たのは2Dバージョンであったが,はっきり言ってこれは3Dにする価値はないと上映中ずっと思っていた。あぁ,ここを3D効果で見せたいのねぇなんて感じてしまったので,あまりにその意図が見え見えで,3Dで見ていたら確実に興ざめしていたはずである。ということで,この映画を見るなら2Dで十分。
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