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2011年12月22日 (木)

Michal Bugala:今度はスロヴァキア出身のギタリストである。

Michal_bugala001 "!st Touch" Michal Bugala(HF Bratislava)

先日チェコ出身のOndrej Strevacekが凄いなんて話をこのブログに書いたばかりだが,今度はお隣スロヴァキアのギタリストである。リーダーについては聞いたこともないが,バックのメンツは豪華版である。Danny GrissettのトリオにSeamus Blakeを加えたクインテットであるが,正直言って完全なメンツ買いだったにもかかわらず,これがコンテンポラリーな響きを持ったジャズ・ギター・アルバムとなっていて,これはなかなか満足度が高い。

リーダーのBugalaは1982年生まれらしいので,まだ30歳手前というところであるが,フレージングなんかはNYCで活躍するギタリストとの共通項が多いように思える。変拍子も多用していかにも現代的な演奏であるが,まぁメンツからすればそれも当然という気がしないでもない。アコースティック・ギターで演じられる"Nowhere Now"はかなり味わい深く,サウンドがJohn Abercrombieのようだと思ったら,Bugalaはジョンアバのワークショップにも参加したことがあるとのこと。なるほど,影響受けてるのねぇなんて思ってしまった。

このアルバムに関しては先述の通り,バックのメンツにつられて買ったと言っても過言ではないが,このBugalaというギタリスト,なかなかの実力者である。様々なタイプの楽想にも適切に対応したフレージングを連発して,結構な才能を感じさせる。Seamus Blakeとの丁々発止のやり取りも聞きたかったところであるが,ここではSeamusはあくまでもゲスト扱いで全面的な参加ではない。しかし,それを補って余りあるのがGrissettのレギュラー・トリオである。彼のリーダー作にギターが乗っかったようなかたちと考えてもいいように思えるような出来である。Grissettはピアノ,Rhodesともにいけているフレーズを展開して,リーダーを見事にサポートしている。特にRhodesを弾いた"QuadraPop (...What?)"がベストの出来か。

いずれにしても,こういう全く知らない人を聞いて,改めて世界にはいろいろな人がいるものだと感心させられるが,このまま米国で活動を展開すればいいのではないかとさえ思ってしまうようなナイスな初リーダー作。星★★★★には十分値する佳作である。

それにしても,リーダーの弾いているGibsonのセミアコ,インディゴ・ブルーとマリン・ブルーの中間みたいな色ってのは結構カッコいいなぁ。

Personnel: Michal Bugala(g), Seamus Blake(ts), Danny Grissett(p, rhodes), Vicente Archer(b), Kendrick Scott(ds)

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コメント

個人的には全然引っかからなかったアルバムで、だいぶ遅れて入手したものとなりますが、満足度の高い内容で◎でした。

普通ならメンツ買いしていそうな盤ですが。。(^^;;

TBが入っていないようなんで、確認してみてください。
逆TBさせていただきます。

oza。さん、おはようございます。TBありがとうございます。

まぁ、本作はメンツなかりせば見逃す可能性の高いアルバムですよね。それにしてもこの類のギタリストは沢山いるんだろうと思わされますが、やはりバックの好演は大きいですね。

Seamusは客演だから仕方ないとしても、もう少し場をかっさらうような演奏をして欲しいと思っているのは私だけではないでしょう。まぁ、Bugalaのアルバムとしては成功でしょうから、それは言いっこなしで(笑)。

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» Michal Bugala 1st Touch [JAZZとAUDIOが出会うと。。。]
この盤は、naryさんの記事を読んで気になって買い込んできたものとなります。 アルバムタイトルが 1st Touch というくらいなので、これがデビュー盤なんだと思います。 そのnaryさんが、この盤が気になったのが、メンツの豪華さなんですが、見れば判る通り実際豪華です(笑) あぁ、ため息が出る。。 Michal Bugala(G)、Seamus Blake(Ts)、Danny Grissett(P)、Vicente Archer(B)、Kendrick Scott(Ds) 演..... [続きを読む]

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