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2011年12月16日 (金)

今年3冊目の東野圭吾

Photo 「マスカレード・ホテル」 東野圭吾(集英社)

本年,三冊目の東野圭吾の単行本である。出張の道すがら,手持ちの本を読み終わってしまったので,気楽に読める本はないかと思い,そう言えばこれは読んでいなかったなぁということで,ついつい買ってしまった。そういう力を持っていることは東野圭吾に対する期待,あるいは信頼というものかもしれない。

しかし,この本,何だかなぁって感じである。形式は人間模様が交錯するホテルということで,まさに映画「グランド・ホテル」形式をミステリーに置き換えたものだと言っていいのだが,そのアイディアが平板というか,そもそもありきたりでそこがまず面白くない。また,謎解きの部分も大して驚きがないのが残念。

人間関係や登場人物そのものの描き方は確かにうまいので,面白く読めることは読めるのだが,いざミステリーとして評価しようとすると,そもそものプロットが私には魅力を感じられるものではなかった。おとしまえももう少しちゃんとつけて欲しいものである。

余談だが,登場するホテルに既視感があると思ったら,協力:ロイヤルパークホテルとある。そこはなるほどって感じだったが,小説としては今イチだなぁ。結局のところ,今年出たこの人の連続出版単行本3冊ともに読んだわけだが,水準だとは思いつつ,私にとっては「新参者」のインパクトが強過ぎたというべきか。星★★★。もう暫くは東野圭吾の本はいいかなと思ってしまった。それにしてもこれらの3冊が「このミス」のベスト10に入るって,ほかの作家は一体何をやっているのやらとぼやきたくもなってしまった。

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コメント

Toshiyaさん、こんにちは。

調度、今、私の手元にある最後の東野圭吾の文庫を、読み始めたところです。「手紙」というタイトルで、日本のブックオフで、帰省の際にゲットしたものです。

少し前になりますが、在独の日本人の方二人に読み終えた本を譲ったのですが、東野圭吾、宮部ゆみき、村上春樹、吉本ばなな、などは人気強しで、すぐに売れてしまいました。

まだ、未読の文庫本が何冊かあるのですが、浴槽で気軽に読めると思い、東野さんの本にしました。ホテルをテーマにした内容って、映画にしろ、ドラマ仕立てにしろ、色々とありますよね。東野氏の描く文庫本でのミステリー。。。って、どんな感じなのかな。。

「新参者」の本を、いつか手に入れて読んでみたいです。

Laieさん,こんばんは。

東野圭吾は気楽に読めますし,それなりのクォリティは保たれているとは思いますが,これは私としてはあまり評価できませんでした。まぁ出張,通勤の時間潰しにはなりましたから,役目は果たしていますけど...。

ミステリーを読むなら次はもう少し骨っぽいのを読みたいと思います。でも「新参者」はいいですよ。

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