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2011年11月14日 (月)

由紀さおりはええですなぁ。

1969_3 "1969" Pink Martini & Saori Yuki (EMI)

何を隠そう,私は昔から結構由紀さおりが好きで,カラオケでも彼女の歌をうなっていることが多いのだ。「夜明けのスキャット」,「手紙」,「生きがい」がカラオケ三本柱である。それがどうしたっ!て声も聞こえてきそうだが,その由紀さおりがオレゴン州ポートランドのマニアック音楽集団Pink Martiniとアルバムを作ってしまったということで,どんな音になっているのかという興味だけで買ってしまったような作品である。そんなことを言っているうちに朝日新聞にも海外のiTunesジャズ・チャートで1位とか信じられないニュースも飛び込んでくるし。

そして,更に聞いてびっくりというか,ここでの音は完全な1969年の歌謡曲,あるいはポップスを再現したものとなっているではないか。これが世界各国で発売されると言うのだから,まずはそれが驚きである。収められているのも黛ジュンの「夕月」だ,ヒデとロザンナの「真夜中のボサノバ」だ,佐良直美の「いいじゃないの幸せならば」だ,更には「ブルーライト・ヨコハマ」,「さらば夏の日」,そして「夜明けのスキャット」と,思わず私の年代の人間の涙腺を緩ませるような選曲である。とにかく懐かしいのだ。1969年と言えば,私はまだ小学校の低学年であるが,音楽はその頃から好きだったのか,あるいはテレビで歌番組ばかり見ていたのかって思いたくなるほど,懐かしい。

そんな中で新鮮に響いたのが「真夜中のボサノバ」である。さすが筒美京平,いい曲を書いている。これはカラオケにあったら絶対歌いたいと思わせる曲なのだ(爆)。これがシングルのB面だったってのだから恐れ入ってしまうが,こういう曲を見つけてくるってのも凄い。しかもコーラスをつけるTimothy Nishimotoの日本語の発音って完璧に近い。日系の血が入っているとは言え,これは結構凄いことだ。

こういうライブ感覚の演奏,歌唱っていうのは今の歌謡曲では聞けないだけに,それが逆に新鮮に響くのではないかとも思いつつ,このアルバムを支えているのはやっぱり由紀さおりだよねぇと感じていた私である。昨日取り上げたMaria Ritaもよかったが,これは由紀さおりの歌唱で聞かされてしまうようなものである。これが彼女以外の歌手だったらどうなっていたか。こんなコラボを仕掛けるThomas M. Lauderdale,相当のオタクである。そのオタクぶりも評価して星★★★★。その中でもやはり最高なのは「真夜中のボサノバ」。まじでいい曲だった。ほんまにええわぁ,由紀さおり...。

甚だ余談ながら,Pink Martiniの本拠地ポートランドも久しく行っていないが,また行きたいと思わせるいい街である。先述のTimothy Nishimotoは現地のおしゃれなエリア,Pearl Districtでワインバーも経営しているらしい。こっちも行ってみたいねぇ。

Recorded between March and June, 2011

Personnel: 由紀さおり(vo), Pink Martini <Thomas M. Lauderdale(p, celeste), Phil Baker(b), Anthony Jones(ds), Dan Faehnle(g), Tim Ellis(g), Timothy Nishimoto(vo, perc) & others>

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コメント

EVAです、今晩は。
私は彼女のLPを何枚か持っていてその内何枚かヤフオクで売ってしまいました。
で、この記事を読む前にニュースでチラッと見たのですが昔のアナログ音源のリマスターかと思ってうっちゃっていたのですが違いましたネ。coldsweats01
安いのがあるようなので買うことにしました。
中年音楽狂さんがカラオケで歌いたいと言う「真夜中のボサノバ」は持っているLPにも収録されていないので聴いてみたくなりました。危うくスル―するところでした。

今晩は!
海外で売れているという話題はみたのですが、人間どこで再ブレイクするか?わかりませんね!
でも聞いてみたいですね!iTunesを覗いてみます!

EVAさん,こんばんは。

「真夜中のボサノバ」はヒデとロザンナの曲なので,今回のための曲だと思います。それにしても,ここまでやるかっていうぐらい歌謡曲していてこれは受けますよ。

takeotさん,こんばんは。

なんで由紀さおりだったのかは謎ですが,これは非常に興味深い取り組みです。アメリカ人軍団がここまで日本歌謡を再現するというところにある意味驚き,ある意味嬉しくなってしまいました。

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