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2011年11月24日 (木)

John Scofield対MMWのライブ

Msmw "In Case the World Changes Its Mind" Medeski Scofielid Martin & Wood (Indirecto)

John ScofieldとMedeski Martin & Wood(MMW)との共演は98年の"A Go Go"に始まり,2006年にはMSMW名義で"Out Louder"をリリースしている。彼ら4人によるライブ盤が発売になったので,今なおユニットとして活動しているのかと思ったのだが,MMWのWebサイトによれば,これは2006年のライブの模様を収めたものということである。なーんだ。

それはさておき,このユニットのライブと言えば,私は未聴ながら,"Out Louder"の国内盤に6曲入りライブがおまけで付いていたからそれとかぶっているのかと思いきや,確かに4曲はかぶっているが,同じライブかどうかは詳しいクレジットが本作には付帯していないので不明である。まぁ私は件のアルバムは輸入盤の1枚モノを買ったので,このユニットのライブは本作が初めてということになる。

私の場合,ジャム・バンドの魅力がよくわかっているわけではないので,実は"A Go Go"が出た時もピンと来ていなかった。そもそも私はScofieldは"Still Warm"やデニチェンとのバンドの頃が好きなので,泥臭いファンク色を強めた演奏や,こうしたジャム・バンド的なアプローチが好みというわけではないのである。MMWに思い入れがあるわけでもないしなぁ。私が保有する彼らのアルバムはMedeskiがピアノに専念した"Tonic"と,彼らのサイトやライブ会場で販売していた100%即興の"Electronic Tonic"だけなのだ。ということで,私は彼らのファンでも何でもない(笑)。そうした前提がありながらも,このアルバムに収録された"What Now"のような激しい演奏には興奮させられるし,なかなか楽しめるアルバムだと思う。まぁ,それでも2枚組で2時間近い演奏を聞かされると,さすがにきついかなぁって気がしないでもないが,そうは言ってもこのバンドの相性は悪くないと思える。

ここで聞かれるJohn Scofieldのギターは誰が聞いてもジョンスコであるというぐらいの個性を炸裂させているが,MMWも時にブルージーに,特にファンキーにと全く対等に演奏を行っているところがいいということだと思う。"Miles Behind"のように,タイトルからも想像できるように,明らかにMilesのエレクトリック・バンドに影響されたような曲もあるところも,Milesバンド出身のジョンスコはさておき,MMWの出自を感じさせて面白い。演奏時間の長さゆえ,何回も聞きたくなるようなものではないとしても,たまにはこのユニットで演奏するのもいいのではないかと思える作品。星★★★★。

Personnel: John Medeski(key), John Scofield(g), Billy Martin(ds, perc), Chris Wood(b)

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コメント

実は私、ジャズやフュージョン、ファンクと守備範囲は広めでも、ジャムバンドってどうも、というところが昔からあったのですが、このアルバムはけっこうカッコいいですね。ビックリしました。でもやはりジョン・スコの存在感が圧倒的というか。ジャムバンドの海にはなかなか飛び込めませんが、またジョン・スコに新しい世界を見せてもらいたいと思います。

TBさせていただきます。

910さん,続けてこんにちは。TBありがとうございます。私もあまりジャム・バンドって興味ないんですよねぇ。でもそこはジョン・スコがいるからこれなら聞けるって感じなんでしょうね。

こちらからもTBさせて頂きます。

音楽狂様
こんばんは。
この作品は全開のジョンスコを聴くという目的でも今後もピックアップしそうです。それでいてMMW
の魅力も感じられました。長い作品ですが、前半ぶち切れて後半聴きやすいのでなんとかなるかなという感じです(笑)。ではトラバさせて頂きます。

ki-maさん,こんにちは。TBありがとうございます。

このアルバムは2枚組の長尺でも十分楽しめるものでした。ジョンスコ聞くならこれってことにはならない私でも,結構これは評価しないといけないかもなぁと思っています。

2006年の録音とちょっと古い音源ですが、今聴いても古さを感じ
させない相変わらずの気持ちよい演奏を堪能させてもらいました。

でも、中年音楽狂さんもジャムバンドが苦手目だったというのは、(なんとなくイメージですが)驚きでした。


TBありがとうございます。逆TBさせていただきます。

oza。さん,こんばんは。TBありがとうございます。

おっしゃる通り,古さは感じないですし,相応に楽しめる演奏でした。

なんでジャム・バンドがダメかって言うと,完全に感覚の問題なんですが,聞いていて面白くないと思うことの方が多いからなんです。食わず嫌いも部分もありますけど。でもPhishは好きなんで,バンド次第ですかね。

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