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2011年11月21日 (月)

プロデュース作だけでなく,Joe Henry自身の作品も...。

Reverie "Reverie" Joe Henry(Anti)

先日,Joe HenryがプロデュースしたMe'Shell Ndegeocelloの新作を取り上げたばかり(記事はこちら)だが,それはややHenry色は薄いものだったとは言え,やはり優れた作品だったと思っている。だが,その前にJoe Henry自身の新譜が出ているにもかかわらず,ちっとも記事にできていなかったのはやはりまずかろうということで,ようやくのアップである。

ここのところのJoe Henryの作品はどれも素晴らしい出来で,私は毎年のように彼の作品やプロデュース作をその年のベスト作の一つに選んできたように思う。私にとっては本当に信頼できるミュージシャンなのである。今回の作品も全く期待を裏切らない出来のものであり,これまた私はしびれてしまった。

そもそも,Joe Henryの作品というのは渋いものが多いのだが,本作は輪をかけて渋いと言うべきか。しかし,静謐な中に深い情念を感じさせるHenryのヴォーカル,それに寄り添うが如き見事なRibotのギターって感じで,そもそもからして私が好きなサウンドなのだ。いつものHenry節と言えばその通りだが,やはりこれは最高である。プロデューサーとしてのHenryを評価するのはもちろんだが,この自分の作品のクォリティの高さはこの人への信頼感を更に高めると言わざるをえない。作品として,もう少し変化があってもいいようにも思えるし,私にとっては,Henryの最高傑作は"Scar"だと思っているので,星★★★★☆とするが,それでも今年屈指のアルバムの一枚と言ってもよい。この渋さ,やはり筋金入りである。

こういうアルバムを聞かされると,彼の来日時にライブに行けなかったことを痛烈に後悔してしまう私である。しかも,今年の12/2にはロンドンでBrad MehldauとJoe Henryのデュオが予定されているではないか(http://www.wigmore-hall.org.uk/whats-on/productions/joe-henry-singer)。聞きたいなぁ...。BBCが録音して,放送してくれるのを期待しよう。

Personnel: Joe Henry(vo, g), Jay Bellerose(ds), Keefus Ciancia(p), Lisa Hannigan(vo), Jean McClain(vo), David Piltch(b), Marc Ribot(g, ukulele), Patrick Warren(org, p)

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コメント

こんにちは。

すみません。
記事とは関係ないことなのですが…
お尋ねしたいことが。

Larry Coryell ってギタリスト ご存じですか?

その方のアルバムで
『Quartet』というタイトルなんですが ギタ-とベ-スのデュオで とてもいい曲があったんです。
Youtubeの
「Larry Coryell My Romance 」で検索すると ジャケットが出てくると思うのですが。

CDみたいなんですが
ネットで探しても見つからないのです(;_;)

廃盤ですかねぇ。

音楽狂さん わかりましたら 教えていただけないでしょうか。
よろしくお願いいたします。

マーリンさん、こんばんは。Larry Coryell、もちろん知ってます。お尋ねのアルバムはLarry Coryell Miroslav Vitous Quartet名義ですね。でも、ギターとベースのデュオによる演奏なんです。"Dedicatde to Bill Evans & Scott LaFaro"というタイトルで、Evans、LaFaroを加えて4人というかなりの屁理屈ですが(笑)。日本ではCDはなかなか見つからなくても、MP3ダウンロードはできますね。

どうしてもCDということならば、米国密林ではIn Stockになってます。取り急ぎ。

ありがとうございます。
さすが 音狂さん。
感謝です♪

はじめまして。
Joe Henryは私もお気に入りのミュージシャン/プロデューサーでして、新作も見事ですね。

McLean Chanceさん,はじめまして。コメントありがとうございます。

おっしゃる通り,この新作も期待通りの出来でした。プロデュース作は全部が全部いいとは思いませんが,彼のここのところの作品は本当に深くていい出来です。素晴らしいことです。引き続き当ブログをご愛顧頂きますようよろしくお願い致します。

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