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2011年11月12日 (土)

間もなく来日:Chris Botti,粋だねぇ...

Chris_botti_in_boston "In Boston" Chris Botti (Sony)

間もなく来日するChris Bottiの今のところ最新作になるアルバム(ベスト盤は除く)であるが,何とも豪華な作品だと言える。まずバックが凄い。ジャズ界の精鋭揃いのバンドに加えてボストン・ポップスである。これだけでも豪華だが,ゲストがまた凄い。昔のバンマスのStingはわかるとしてもJohn MayerやらSteven Tyler,更にはYo-Yo Maまでいるってどういう人脈?って感じである。

そしてここで演奏される音楽はスムーズ・ジャズなんてカテゴリーを超越した極上のポピュラー・ミュージックと言うべきだろう。何とも心地よくも美しい。そして粋である。おそらくは映像化を意識して,相当に予算を掛けて制作したアルバムだと思うが,これを聞いて文句を言う人間はいるまいというぐらいよくプロデュースされたアルバム。

そもそもChris Bottiの音楽というのは,心地よさに関しては旧作でも折り紙つきなのだが,本作はそれを更に突き抜けさせたと言うべきもの。こうなるとBottiがクラブではなく,コンサート・ホールでライブをやることに納得せざるをえない。そして,クラシカルな響きとモダン・ジャズの響きをうまく融合させている点でもこのアルバムは成功していると言ってよいだろう。このバンドなら真っ当なジャズの演奏ができて当たり前であるが,Bottiもトランペッターとしてかなりの実力者であることがよくわかる。驚いたことに"Flamenco Sketches"なんかもやっているし。これがストリングスをバックにMilesとは全く違う世界になっているのも面白かった。

もちろん,総花的だという指摘もあろうが,繰り返すがこれは上質なポピュラー音楽としてのアルバムである。これはこれでちゃんと認めるべきであり,Chris Bottiが立派なエンタテイナーであることを実証したアルバム。スムーズ系もよかったが,更にBottiを見直したアルバム。星★★★★☆。

それにしてもDVD付きで1,500円そこそこって無茶苦茶安いよなぁ。消費者としては大歓迎だが。

Recorded at Symphony Hall, Boston on Septe,ber 18 & 19, 2008

Personnel: Chris Botti(tp), Billy Childs(p), Mark Whitfield(g), Robert Hurst(b), Billy Kilson(ds), Sting(vo), Dominic Miller(g), Luca Micarelli(vln), Josh Groban(vo), Mark Stephens(p), Kathleen McPhee(vo), Yo-Yo Ma(cello), John Mayer(vo), Steven Tyler(vo), Russ Irwin(vo, key), Boston Pops Orchestra conducted by Keith Lockhart

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コメント

EVAです、今日は。
今日のアルバムも良さそうですね。
来月の予定でカゴに入れておきました。私はDVD入らないのでその分安い方が良いのですが。(爆)
アマゾン以外の方が安そうなのでそちらで買う予定です。

EVAさん,おはようございます。あれ~,Amazonいきなり高くなってますねぇ。私が買った時はDVD付きで1,500円強だったんですが...。

本作にはCDのみのバージョンもありますので,ご参考まで。

 そうなの、そうなの、もうすぐコンサートですよね!Chris Bottiの魅力は、緊張を強いられるシーンでも、みごとな演奏をすること。それを、コラボ出来る共演のミュージシャンの存在がさらに、魅力を二乗にも、三乗にもするわね。
 間(ま)は、本当に怖い、ステージに立ったことのある人なら、誰もが思うけど、彼は、その間を、生かして、観客の心を惹きつける。洗練された容姿と、演奏に、また、まいってしまうわね。
このアルバム以来、コンサートホールの必然性を感じます。彼の演奏に見入っていると、もし、彼が美形でなくても、魅かれていたわ?と確信し始めるけど、演奏後のサイン会では、意外に気さくな一面を見て、さらにファンになってしまいます。
 ところで、私の待ちわびている方、、、今年、来日されないままかしら?ヨーロッパでは、すでに、新しいアルバムが発売されたようで、早く聴きたいわ。実は、今週NYCで演奏されてたようで、何度も、鳥になりたい、鳥になりたい、と思いました。すずめではなく、かなり遠くまで飛べる鳥、、よ。(笑)仮定法で例題になった文の鳥。

ひまわりさん,こんばんは。

Chris Bottiってライブ終了後,サイン会やっているみたいですね。これだけメジャーになってもファンとの触れ合いを大切にすることは大したものです。だからまたファンが増えるんでしょう。と言っても私は彼のライブは見たことはないんですが...。Stingのバックで吹いていた頃を考えると,ビッグになりましたねぇ。

ところで,あの方の新譜が出たんですか?知りませんでした。それにしても英語の仮定法とは懐かしいですね。日常の英会話では絶対使いませんが(笑)。

粋だけど、強面の閣下こんにちは。

このアルバムはわたしも持てます。やすかったので、随分たってから仕入れたのですが、まさに閣下の仰る通り。

>何とも心地よくも美しい。そして粋

彼そのものですね。
随分前に出たクリスマスアルバムですが、これも彼の思うつぼに仕上がってます。

ところで、スムーズ・ジャズが正解なの?
スムース・ジャズではないの?
検索したら、両方あるんですねぇ。。。

すずっくさん,こんにちは。TBありがとうございました。本作には本当に感心するところ大でしたが,意外と私はBottiのアルバム聞いているんですぜ。くつろげるんですよねぇ。

ちなみに"Smooth"は日本語的な感覚でいうと「スムーズ」の方が近いですよ。これを「スムース」と言ってしまうと"This"はシス,"That"はサットって読まなくてはならない感覚ってわかってもらえます?だから「スムース」はありえません。私にとっては「スムース」という読み方は,Seamus Blakeを「シーマス・ブレイク」と言われるぐらい違和感がありますね。しつこいようですが,彼はカタカナなら「シェイマス」ですからね。

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