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2011年11月 5日 (土)

私が長年避けてきたと言ってもよい"90125"

90125 "90125" Yes (Atco)

このアルバムが1983年にリリースされて,"Owner of a Lonely Heart"が全米1位になったのも懐かしいが,私はこの前の"Drama"も,この後の"Big Generator"も買ったのだが,このアルバムだけはどういうわけか買うことがなく,今まで来てしまったというのは嘘のような本当の話である。これがなぜなのかは自分でも謎なのだが,タイミングを失したというのが実態であろう。だいたい元来のYesファンである私は,この90125時のラインナップでのYesは横浜文化体育館でライブも見ているし,8人YesもMadison Square Gardenで見ているのだ。

ただ,私としては当時からこのアルバムに相当の違和感があったことは間違いない事実である。Trevor Rabinによるギター・サウンドはインダストリアル・ロックみたいだし,そもそもキーボードには大した才能ではないTony Kayeを連れ戻したというのも実は納得がいかなかった部分である。ここにKayeでなく,一時ツアーのメンバーとしても考えられたEddie Jobsonが参加していれば,バンドとしてももっと優れたサウンドが出せたのではないかと思えてしまう。これは絶対惜しいよなぁ。

とは言え,今までフル・アルバムとしては聞いていなくても,90年代初頭に出た4枚組ボックス"Yesyears"でも結構な数のこのメンツによる音源は聞いていたし,ライブ・ビデオもレーザー・ディスクで持っていたから,今回,気まぐれでダウンロードして聞いてみても,「初めて感」は全くない。だが,今回通して聞いてみても,Yesらしさってのはやはり希薄だったように思える。これではTrevor Rabin Band Featuring ex-Yes Membersって感じにしか聞こえないのである。私としては"Changes"のイントロ/アウトロのような変拍子的な展開がもっとあってもよいように思える。それとて,"Heart of the Sunrise(燃える朝焼け)"のような緊張感は生み出していないが...。余談だが,先日テレビを見ていたら日産ジュークのCMにその「燃える朝焼け」が使われていてびっくりしてしまった私である。最近のCMは凄いねぇ。

閑話休題。そういう感じだから,本作が米国では売れても,英国では今イチだったというのも実は納得できてしまうのである。誤解を恐れずに言えば,英国のファンはおそらく私が感じたのと同じ違和感を覚えていたのではないかと思えるのだ。そうは言っても,本作があったからこそ,その後もYesがバンドとしての活動が継続できたのではないかという気もするので,古くからのファンとしては非常に微妙な感覚を持たざるを得ないアルバムと言えるように思える。嫌いじゃないけど星★★★。

Personnel: Jon Anderson(vo), Trevor Rabin(g, key, vo), Tony Kaye(key), Chris Squire(b, vo), Alan White(ds, perc)

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ロック」カテゴリの記事

コメント

わたしは アルバムは持っていないんです。

全米トップ40から 録音したテ-プがあるだけ…
「ロンリ-・ハ-ト」のミュ-ジックビデオも なんか いまだに覚えています。 奇妙というか印象的なものでしたね。

1位前後にいつも入っていたので FMのベストテンでも流れていて 忘れられない曲です。

マーリンさん,こんにちは。私はYesのファンとして,やはりアルバムとしては微妙です。

但し,記事にも書きましたが,"Owner of a Lonely Heart"が全米1位になったことで,彼らのバンドとしての活動が活発化したところもあると思うので,全面否定とはいきません。

ビデオはYouTubeでも見られますが,コンセプト・ビデオですよねぇ(笑)。

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